ひとり結婚式場

少し遠くのレストランへ。
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運河のそばにあり、遊覧船がふんわりとたゆたっている。この日は生憎の曇天だったけれど素敵なロケーションだ。
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結婚式場内で食事ができる。高い吹き抜けに全面ガラス張り、おそらくここは披露宴会場だろう。
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本来つがいで訪れるべき聖域へ、ひとり土足で乗り込むこの不届き者よ。ああ、神よ許し給え。
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＊画像撮影の許可をもらっています
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椅子を引かれることは学んだ。どうもすいませんね、はは。
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お皿が素敵
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ノンアルのスパークリングを。
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食べるスイッチが入る。
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アミューズ。
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小豆の上に老舗菓子店のモナカ。その中に栗と蟹が。
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鰹の新しい愉しみ方。
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バイ貝と白子コンテチーズの香り。
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パン。
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軍鶏のデグリネゾン。
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すべて軍鶏でシャモづくし。この出汁、いやブイヨン、行きつけのうどん屋にも負けていない。
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オマール海老と湯葉　トリュフのソース。
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両手で皿を持ち跪いて舐めたい。
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甘鯛のチミチュリソース
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皿があつあつ。
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メインは和牛フィレ肉の低温調理と牛蒡ソース。
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と、ここで窓際の席が空いて「よかったらどうぞ」と促される。
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ちらりと見るとナプキンやカトラリーが新たにセッティング済み！なんてサービス精神だ。お言葉に甘えて席移動。やったー（笑）
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デザートはリンゴのスパイスマリネとマロンクリーム。
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紅茶と小菓子。
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ごちそうさまでした。
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スタッフ全員ホスピタリティの塊！
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まるでおもてなしを探して競っているよう。やっぱり結婚式場はすごい。途中「料理関係のお仕事ですか？」と聞かれ
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「いえ、ただのアルバイトですっ」（キリッ）
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というのは何となく憚られたので自営業ですと答えておいた（笑）男性がひとりで来ていたからだろう。
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ミシュランの人ではないですよ。

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おまけ
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ただ奇をてらっているだけでなくとにかく美味しかった。

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素晴らしいレストランでした。

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思い切って行けてよかった。

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