読書

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生きる言葉

「生きる言葉」を読み終えた。..著者は歌人の俵万智さん。サラダ記念日しか知りません・・・ちなみに俵万智は本名!まじっすか。..■..村の道なら、すれ違いざまに肩が触れたとして「あ、ごめん」と顔見知り同士が軽く会釈をすればすむ。それがネットでは大事故になったりする。相手のバックグラウンドを知らないまま始まる言葉の応酬。そもそも前提としている常識が違えば互いに「なんて非常識な!」ということになる。イメ...
小説

叫び

「叫び」を読み終えた。..第174回芥川賞受賞作。どうしても読みたい。..■..だいたいの人間が切羽詰まってここに来る。そうでなければ、こんな鐘の音に呼ばれることもないし、呼ばれたところで穴の中までは降りてこない。けれども今どきのものは、昔と違って悪党すらひとを騙せば堪えきれなくなるくせに、小人すら自分のことはどこまでも騙し抜く。女が男にするように騙しとおして平気でいる。本人に自覚のない分だけ、余...
小説

時の家

「時の家」を読み終えた。..第174回芥川賞受賞作。どうしても読みたい。..■..人生の全体像を真面目に想像したことなどなかったが、三分の一の時間を消費した時点でこんなに無彩色でだらりとしたものになるとは思っていなかった。結婚でもしていれば、子供でもできていれば、違った色の時間を過ごしていたのだろうか。恋人を作らなくても、子供を作らなくても、ある程度理解ある人に囲まれてしまった今の自分は誰に咎めら...
小説

カフェーの帰り道

「カフェーの帰り道」を読み終えた。..第174回直木賞受賞作。どうしても読みたい。..*ネタバレします....■..美登里は小さい頃から嘘つきだった。不始末を隠すために仕方なくつく嘘もあったが、だいたいは、どうでもいい戯言だった。貧しいが飢えるほどではない職工の家に生まれた美登里は、幼いときから、自分や自分を取り巻く世界が平凡であることを分かっていた。ぱっとしない真実よりも、作り話のほうが面白いと...
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「偶然」はどのようにあなたをつくるのか

「偶然」はどのようにあなたをつくるのかを読み終えた。..著者はユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの国際政治学の准教授。..■..1945年8月6日、「リトルボーイ」という暗号名の原子爆弾が爆撃機エノラ・ゲイから投下された。京都ではなく広島の上空で。14万人の人が亡くなり、その大半は民間人だった。3日後の8月9日、爆撃機ボックス・カーが「ファットマン」を長崎に落としその死亡者数におよそ8万人を加えた...
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