小説

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エピクロスの処方箋

「エピクロスの処方箋」を読み終えた。..本屋でぷらっとな。著者の本は初めて。..■..たとえば「エチカ」はそのひとつだ。スピノザの世界を理解するには、この手強い本を少しずつでも咀嚼して、とにかく最後まで読んでみるしかない。途中で投げ出さず、忍耐強く取り組んで最後の一行まで辿っていく。一度でもそういう経験をした本は、今は意味が分からなくとも、ある日突然お前の頭の中に戻ってきて色々なことを教えてくれる...
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そして誰もゆとらなくなった

「そして誰もゆとらなくなった」を読み終えた。..本屋でぷらっと購入。..■..私の思う「おもしろい」というのは、真剣味と背中合わせの滑稽さなのである。「おもしろいことをしよう」から生まれるものではない。ただ悲しいのは、年齢や経験を重ねると、素直さや真剣さを上回る危機察知能力が身に付いてしまうというところだ。..感じるな、考えろ。..私は余興でダンスをしているときに見られる、列席者が完全に飽きていく...
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イン・ザ・メガチャーチ

「イン・ザ・メガチャーチ」を読み終えた。..本屋でぷらっとな。朝井リョウさんの新作で楽しみ。..■..聴きたい曲ごとにCDやレコードを入れ替える人なんてもう絶滅危惧種だし、イントロは邪魔で、曲の一番おいしいところをすぐに味わいたいというリスナーがぐっと増えた。一曲三分以上は長いので最後まで聴いていられない。音楽に対して能動的な態度を少しでも求められるのは面倒で、とにかく受動態でいるまま全てを余すと...
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国宝

国宝を読み終えた。..本屋でぷらっとな。この人の小説は初めて。..■..義太夫劇と言いますのは、人形浄瑠璃のことでありまして、例えば「義経千本桜」や「菅原伝授手習鑑」のように元は人形芝居で上演されたものが、のちに歌舞伎に形を変えまして人気演目となってものでございます。..この部屋子、いわゆる御曹司である有名俳優の世襲の子弟ではなく、素人の子でも見込みさえあれば将来大きな役がつく可能性がありまして、...
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この夏の星を見る

この夏の星を見る(上・下)を読み終えた。..本屋の「夏休みに小説読もうぜ」みたいなコーナーをぷらっとな。.作者は辻村深月さん。..最初、間違えて下巻を買ってしまった。新たに上巻を買いなおして読了。.レジでしおりがもらえて、夜空のしおりを選択。小説に合いますな。..■..亜紗はもともと、すぐに言葉が出てくるタイプじゃない。その場で気の利いたことを言える瞬発力が高い同年代の子もたくさんいるけど、LIN...
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