小説 もう別れてもいいですか 「もう別れてもいいですか」を読み終えた。 . . 本屋をぶらっとな。平積みされているのを発見。垣谷さんの本は何冊か読んだことあがある。 . . ■ . . ごめんね、雅代。羨ましいなんて言っちゃって。だけどね早死にしてくれる以上に妻にサービスなことって他にある? . . 鬼婆だとか意地悪ばあさんなどという言葉があるが、鬼爺や意地悪じいさんという言葉はない。そ... 2024.11.21 小説
小説 婚活マエストロ 「婚活マエストロ」を読み終えた。 . . 本屋へぶらっとな。「成瀬は天下を取りに行く」は知っていたけれど未読で、著者の本はこれが初めて。 . . ■ . . ホームページ・ビルダーは実家ではじめて買ったパソコンに入っていたホームページ作成ソフトで、40歳の俺でもかなり遠い記憶だ。もしこれを編集しろと言われても、できない自信がある。文字が反復横跳びみたいに動くのって何の... 2024.11.14 小説
小説 生殖記 「生殖記」を読み終えた。 . . ぶらっと本屋に行って発見。朝井リョウさんの新作で「これは!」とその場で購入。 . . ■ . . 生きるを遂行することと命を使い切ることがほぼ同義な種と比べると、戦争や天才など滅多なことがない限り命を脅かされずに生きていられるヒトという種は本当に色んなことを考えていて --- 大変そうです。今、言葉を選びました。暇そうです。 . ... 2024.11.07 小説
小説 百年の孤独 「百年の孤独」を読み終わった。 . . 著者はコロンビア出身で、初版が1967年に発表されベストセラーになりその後1982年にノーベル文学賞を受賞したそうだ。 . ラテンアメリカの小説を読むのはたぶん初めて。 . . ■ . . 「科学のおかげで距離なんてものは消えた。人間がわが家から一歩も外に出ないで、地上のすべての出来事を知ることが出来る日も、そんなに遠く... 2024.09.19 小説読書
小説 サンショウウオの四十九日 「サンショウウオの四十九日」を読み終えた。 . . 著者は朝比奈秋さんで第171回芥川賞受賞作。本屋でぶらり「バリ山行」と一緒に購入。この人の本は初めてだった。 . . ■ . . 父は血管から直接酸素と栄養を得ていた。伯父にとって父は紛れもなく内臓の一つで、父にとって伯父は世界そのものだった。自分が病んでいても父を気に掛ける伯父の気質も、何が起こっても周りが助けてく... 2024.09.05 小説読書