ババヤガの夜

小説

「ババヤガの夜」を読み終えた。
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本屋でぷらっと購入。
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武闘家は暴力は振るえない。暴力は自由な人間のためのもの。どこにもいない、何にも属していない、祖父や自分のような者のための娯楽。
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以上引用です
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初っ端からアクセル全開!そのままフルスロットルで西ストレートを爆走、シケインなしで最終コーナーまでぶっちぎり。
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体が舞い、血しぶきが飛び、骨の軋む音が聞こえる解像度。
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そんなノンストップ・セックスアンドバイオレンス小説!
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日本人で初めてダガー賞を受賞したそうだ。
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ゴールド・ダガー賞 - Wikipedia

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きっと翻訳も素晴らしいんだと思う。外国人受けするだろうなー
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ボリュームはわずか200ページほど。おそらく40年の件を詰めれば、長編にもすることもできたんじゃないかな。
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自分の中では、主人公依子は赤毛のグラップラー刃牙。柳は闇金ウシジマくんの滑皮(笑)戦闘アクションは龍が如く。
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そんな3次元を妄想しながら読み進めていった。
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車が激しく追突した件で、すぐにこれは「八日目の蝉」のような展開になるなと。
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一番感動したのはここ
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「綺麗だな、地獄って」そう言うと、自分の髪を一つに束ね掴み、一息に切り落とした。窓から長い黒髪が投げ捨てられる。一緒に切られた金と真珠のネックレスがアスファルトで跳ねて砕けた。
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かっこよすぎんだろ!
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おそらく147ページで手が止まると思う。
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ババヤガって何やったん?!
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面白い!

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