店長がバカすぎて

小説

「店長がバカすぎて」を読み終えた。
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これも読んでみたかった本で文庫化になったので購入。著者の作品は初めてだった。ちなみに文庫版は巻末にボーナストラックが付いている。
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書店の店長という立場でありながら、平気で「本を貸す」などと口にしてしまう精神性に腹が立つ。著者に還元するという意識が決定的に足りていない。
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この手のお客様は、下手に出ればどんどん増長していくものだ。怒ることに酔いしれ、働いていたころに取った杵柄なのか気分良さそうに説教を垂れてくる。喚こうが、叫ぼうが、ないものは探すしかないはずなのに。
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[31] アルバイトあるある2
アルバイトあるある を先に読むと、より一層美味しさが増します。..アルバイトを始めてすでに半年以上が経った。一応一通りの作業にも慣れてきて初めた頃に比べれば精神的、体力的負荷は大分軽くなってきた。ここまで続いた自分を物凄く褒めてやりたい。.もちろん辞めれるものなら秒で辞めたいが、いいか悪いかは別にして人間どんな環境にも慣れてくるもんだ。.■.お客さんに、商品の場所や営業時間はよく尋ねられることはあ...

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お互いの好きな本の話をしていれば、とりあえず目の前の問題はうっちゃっておけるという持論がある。
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物語の持つ力の一つは「自分じゃない誰かの人生」を追体験できること。他者を想像すること、自分以外の誰かの立場に立つこと。
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私は自問する。こいつはそもそも先生の作品を読んでいるのか?
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どんな理由であったとしても、おもしろいと感じなかった作品を「おもしろかった」とは言わせられない。
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52ヘルツのクジラたち
「52ヘルツのクジラたち」を読み終えた。..作者は町田そのこさんで、先日の「本屋大賞」で知った。この著者の本を読むのはこれが初めてだ。...■..いやしかし、ひとというのは分からない。村中の奥にはぞっとするような冷たい一面が潜んでいて、それが何かのきっかけで表面にでてくることは充分あり得るのだ。..冬休み前より痩せたことにも気付かず、ぱりっとしたブラウスを見て「良かったじゃん」とわたしに笑顔で言っ...
流浪の月
「流浪の月」を読み終えた。..作者は凪良ゆうさんという方で、経歴を見るとBL(ボーイズラブ)作品で有名な人らしい。BL物は読んだことがないので全く知らなかった。..■..白い目というものは、被害者にも向けられるのだと知ったときは愕然とした。いたわりや気配りという善意の形で「傷物にさらされたかわいそうな女の子」というスタンプを、わたしの頭から爪先までぺたぺたと押してくる。みんな、自分を優しいと思って...

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私には本好きは他人の気持ちを想像できる人が多いという持論があります。
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それでも私は本が好きだった。インクの香りが、紙の手触りが、何よりも物語そのものが大好きで、その理由だけで戦えた。
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以上引用です
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感想は・・・めちゃくちゃ良かった!
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フフッ、クスクス、ゲラゲラと終始笑いながら読んでた(笑)
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もうね、自分の中では第二話くらいから「店長がバカすぎて」じゃなくて「店長がうらやましすぎて」にタイトルが差し代わっていた。今度生まれ変わるなら、店長に転生もやぶさかではないなと。
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途中から「もしかして、店長が・・・」とは思っていたけど、ラストはその上を行く結末だった、はー
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人の魅力というのは、お互いの溝が深ければ深いほど、ステレオタイプが大きければ大きいほど、それが反転したときに威力を増すんだろうな。
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人にやさしく
「こ、これは・・・」.・・・・・・・・・..「ご、ゴクリ・・・」.・・・・・・・・・.先日、病院の付き添いで実家に帰ったとき父親に「そういえば、おまえの段ボール箱が車庫にあったぞ」と言われた。..何のことだろうと思いながら車庫へ行ってみると、上段の棚にほこりだらけの今にも崩れ落ちそうな汚い段ボール箱のような物体があった。.軍手をして脚立にのってずっしりと重たい箱を引きずり下ろすと、そこには幻想的な...

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本屋と書店員さんの現状は決して楽ではない。長時間労働とそれに見合わない給料、加えてデジタル化で今やクリックアンドモルタル型の店舗がほとんどだ。そういう状況にあることは理解していた。
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そんな厳しい環境の中、主人公の谷原さん、いや谷原京子さんが仕事を辞めようとすると必ず誰かが助けてくれるんだよね(邪魔してくれる?)
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お探し物は図書室まで
「お探し物は図書室まで」を読み終えた。..本屋大賞で知った本。著者は青山美智子さんという方で、著者の作品は今まで一度も読んだことが無い。恥ずかしながら名前も知らなかった・・..■..私は今まで、自分をなんて粗末にしてきたんだろう。口に入れるものや身の回りのものをていねいに扱わないって、自分を雑にするってことだ。..お金を貯めて、会社を辞めて、場所を見つけて商品を揃えて、いつか、いつか。----- ...
推し、燃ゆ
「推し、燃ゆ」を読み終えた。..タイトルが「推し、燃ゆ」って・・・もうそれだけで読んでみたくなった(笑)自分にとってはラジオパーソナリティのユキ・ラインハートさんや麻雀プロの白鳥翔さんくらいのインパクトだった。..■..推しは命にかかわるからね。..病めるときも健やかなるときも推しを推す。..愚問だった。理由なんてあるはずがない。存在が好きだから、顔、踊り、歌、口調、性格、身のこなし、推しにまつわ...

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谷原さん、いや谷原京子さんはとても熱い書店員だ。
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全国のこういう素晴らしい書店員さんがこの本を本屋大賞にのし上げたんだろうな。
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あとね、全然関係ないけど昔見た映画で「バカヤロー! 私、怒ってます」を思い出した。理不尽が積み重なってラストで主人公がキレまくるという話で好きだったなー(笑)
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自分も本が大好きだ。ブックゴアーのはしくれだ。
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この本に出会えてとても良かったと思う。
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武蔵野書店よ永遠に!

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