「お探し物は図書室まで」を読み終えた。
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本屋大賞で知った本。著者は青山美智子さんという方で、著者の作品は今まで一度も読んだことが無い。恥ずかしながら名前も知らなかった・・
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私は今まで、自分をなんて粗末にしてきたんだろう。口に入れるものや身の回りのものをていねいに扱わないって、自分を雑にするってことだ。
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お金を貯めて、会社を辞めて、場所を見つけて商品を揃えて、いつか、いつか。----- いつかって、いったい、いつのことなんだろう。
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やることはたくさんあるけど「時間がない」なんて言い訳はもうよそうと僕は思った。「ある時間」で、できることを考えていくんだ。
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どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ。
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今、僕のことを笑ってる人は、僕がこれからどんな状況になったって笑うよ。小さなほころびを探してね。いいんだ、僕の小説を読んでもいない人からどう思われたって。
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半年前に定年退職してから分かったことが3つある。ひとつは65歳が思っていたよりずっと若いことだ。
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自分が推す本って、気持ち的にはちょっとだけ、私の本ってぐらいに思ってるよ。
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本も、そうなの。作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を読んで人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです。
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役に立つか、モノになるか。これまでのわたしを邪魔していたのはそんな価値基準だったのかもしれない。でも、心が動くこと自体が大切なのだと思うとやってみたいことはいくつもあった。
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以上引用です
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感想は・・・読むしかない!
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アベノマスクと一緒に全員に配っても良かったんじゃないかなと(笑)それくらいに良かった。
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若い頃、悩んでいたときによく読んでいたカーネギーの「道は開ける」に近い感覚があった。
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物語としてはもちろん、個人的には毎年雨後の筍のように出てくる下手な自己啓発本に時間を費やすより黙ってこの本を読んどけと。
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自分の中の「小町さゆり」さんの勝手なイメージは、テレビドラマ「ハケンの品格」の大前春子とトトロを足して2で割った感じだ(笑)
あと装丁がとてもオシャレ!小さいとき21エモン読んでたわー、漂流教室も全巻持ってたよ。
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人というのは不思議と知らないところでも人と繋がっていくようだ。
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読むしかない、オススメです。
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