ゴールデンウイークに一気に読もうか迷っていた「死にがいを求めて生きているの」を我慢できずに読み始めてしまった。まだ途中だけど、おもしろすぎて他のことが手につかない(笑)
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実用書は空き時間などのコマ切れの時間に読み進めていっても問題ないけど、小説(特に長編物)は、登場人物の記憶の鮮度が高いうちに一気に読んでしまいたい。
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最初は小説はキライだった。20代の頃は「何も身につかないフィクションなんか読んでる時間はもったいない」という感覚しかなくて、実用書も自分が興味のあるITや経済、金融の本ばかりを読み漁っていた。
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今思えば、若さゆえのなんとも浅はかな考えだと思う。
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それでも年を重ねるにつれて丸くなってきたのか、あまり自分の興味の無い分野も読んでみようと思う気になった。いろんな本に手を出すと、当たり前だけど自分の知らない世界が広がっているんだよね。
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続けていくと、本のジャンルを超えて点と点が繋がる事がある。
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本を読めば読むほど、ある本では分からなかった事が別の本を読んで「あ~こういうことなのか」と点と点が線に繋がる頻度が上がる。読書量のクリティカルマスを超えると指数級数的に上がっていくと思う。
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小説は詳しくないので、誰もが知っている有名な「いわゆるベタな作品」しか読んだことがない。それでもやっぱりプロの作家の描写力はとても凄くて、完全にストーリーの中へトリップしてしまう。
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好きな作家は、芥川龍之介や太宰治。現代なら宮部みゆき、村田沙耶香、朝井リョウ、恩田 陸、宮下奈都、辻村深月さんが好きだ。
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今では週刊少年ジャンプから、ウォールストリートジャーナルまで節操なく読んでいる(笑)
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