アルバイトを1か月フル稼働しての給料日がとうとうやってきた。
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前回はATMまでメロスのごとく走ったが、今回は給料日がバイトの日だったんで普通に出勤して自分の給料明細を受けとった。
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スネ夫が口笛を吹くがごとく何食わぬ顔で明細を手に取るが、三方から取り囲む切り取り線を破りちぎって中を早くみたくてしょうがない（笑）
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もはや週刊誌の袋とじのそれ、もしくは有料動画サイトに登録しようと財布からクレジットカードを取り出したときのそれだ。
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湧き上がるリビドーを開放したくてしょうがないのだ。
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作業が一段落ついたところで、行きたくもないトイレに行って明細の中身を見てみる。
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ビリビリ・・・
ビリビリ・・・
ビリビリ・・・
・・・
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フル給与額は・・・
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97,000円！我れ奇襲に成功せり！（笑）
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勤務日数は20日、労働時間は80時間、交通費込みで時給に直すと1,200円くらいで前回から少しアップしている。おそらく夜の時間帯が増えたのが大きかったと思う。月に80時間ということはフルタイムで10日間、つまり半月働いたということになる。
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笑われるかもしれないが、今の自分にとっては大金なのだ。
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毎月これくらいコンスタントに稼げれば、経済的に不安定な生活が多少は改善して年収は100万ほど増える。本業のほうだけで稼げるようになるまでは、だるいがしばらくアルバイトは続けたほうがいいだろう。
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苦しいことも、言いたいことも、不満なことも、腹の立つことも、泣きたいこともあった。「これらをじっとこらえていくのが男の修行である」という山本五十六の声が聞こえてくる。
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いや、極力、全くこらえたくはないんだけど（笑）この給料をもらった後、ニトリに行ってバスタオル類を買い替えたのだった。
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