[19] アルバイトのくせに年下の女性社員を好きになる

アルバイト

アルバイトを始めてしばらくたった頃に、同じグループの女性社員に作業を教えてもらう事があった。
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この人は副リーダーらしく、年齢は20代後半から30代前半くらいだろうか。見た目は、リスとチワワを足して割ったような感じの目が大きくくりっとしたショートカットの可愛らしい小柄な人だ(以下チワワさん)
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例えていうなら、ニーアオートマタの2Bのような髪型をしている。まさに小売り業界に颯爽とあらわれた「ヨルハ二号B型」だ。
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このときが初対面で、若いのにどんなときも冷静で効率よく仕事をこなす人だなという印象を受けた。いい年こいて豆腐メンタルで少しの作業で腰が痛くなる自分とは大違いなのだ。
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アルバイトには見向きもせず挨拶すらしない社員も少なからずいる中、チワワさんはとにかく自分みたいな「うだつが上がらない小汚い輩」にもとても丁寧に接してくれる。きっとみんなに好かれているんだろうな。
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挨拶一つとってもそうだし、仕事の連絡ボードにも簡潔でとても分かりやすく、初心者のどんくさい自分にも理解できるように噛み砕いて書いてくれている。だからチワワさんからの作業指示は、他の誰からの指示よりも最優先でしっかり丁寧にこなすようにしている(笑)
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作業指示をこなした翌日、連絡ボードに「自分さん、~の作業ありがとうございました」と書いてくれるような人はチワワさんだけ。鳥山先生の作品を読めるのはジャンプだけなのだ(笑)
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会話をするときも必ず目をしっかり見て話しをしてくるので、自分はどうしても恥ずかしくなって途中で目をそらしてしまう。
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一度がんばって視線を合わせながら話を聞いてたんだけど、中身が全く入ってこなかったわ。むしろ最近は、自分のそんな様子を知っていてわざと試しているかのようにすら思える。
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例え中二病と言われても、アルバイトには眩しすぎるのだ。
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もちろん仕事上そう接してるだけでそれ以上の含意は無いという事、「ビジネスありがとうございました」という事はよく分かっている。
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向こうからしたら、自分はアルバイトで、アロマ企画ばかり見てるいつハゲ散らかしてもおかしくない低所得者だからね。そういう現実は長い間「自分」で生きてきているのでよく自覚している。
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冷静に考えなくてもどうにもならないのだ(笑)
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ポテンシャルとスペックの低さに加えて、明るい未来を描ける要素が無い。オワコン || 無理ゲー、いやオワコン && 無理ゲーだ。
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別に一緒に食事をしたいとか、映画に行きたいとか、ドライブしたいとか、手をつなぎたいとか、キスをしたいとか、露天風呂付き客室に泊まりたいとか、あわよくば・・・とか思ってるわけじゃなくて(2%くらいは本気で思っている)ただチワワさんと一緒のシフトのときはテンションが上がっている自分に気付いてしまったのでござる。
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ちなみにシフトが同じになるのは月に数回だけで、仕事以外の話はしたことがない。長々と書いてるうちに分からなくなってきたけど、ほんの少しだけアルバイトに行く楽しみが出来たかもしれない。
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今日は酒を飲んで寝よう・・・。
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