「専業主婦は2億円損をする」を読み終えた。
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初めて橘玲さんの本を読んだのは、あの有名なベストセラー「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で、20代の頃ひどく衝撃を受けたのを覚えている。それ以来この著者の本は、ほぼ全部買って読んでいる。
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冒頭から専業主婦はお金がない、自由がない、かっこ悪い、愛がない、子育ては報われない、幸福になれない、最貧困のリスクが高いなどかなり尖った内容で、まさに専業主婦の人たちに対するアンチテーゼだ。
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専業主婦の人は読まないほうがいいと思う（笑）
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非婚化や少子化というのは、日本の社会が「結婚して子供を産んでもロクなことがない」という強烈なメッセージを、若い女性に送っているということ。
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すなわち女性にとっての結婚とは、自由を失い、友人と疎遠になり、家族との付き合いが減り、仕事ができなくなるという四重の損失である。
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独身女性は、結婚によって失うもの（自由、キャリア、友達など）が大きすぎるため経済的な安定という代償が無ければ割が合わないと考えていて、独身男性は、家族を扶養する思い責任を負ってわずかな小遣いで暮らすようになるなら、このまま独身生活を続けたほうがいいと思っている。
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幸福とは自由の事であり、そのためには経済的に独立していなければならないというのは、今や世界の常識である。
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女性が活躍できる会社に優秀な女性が集まり、活躍させないダメな会社を淘汰していくというのが資本主義のあるべき姿である。
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「逆境の経験が最も多いグループ」と「逆境を経験していない恵まれたグループ」が最も幸福度が低い。
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ブルジョアとボヘミアンを組みあわせて BOBOS （ボボズ）と呼び、リベラルでナチュラルなお金持ちという意味になる。
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＊以上引用です
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おそらく「今の時代、専業主婦になれるくらいの収入の高い人と結婚してそのまま幸せな人生を全うできる確率は物凄く低いので、大多数の人は自立した人生を選ぶほうが幸せな人生になる可能性が高いですよ」ということを言いたかったんだろう。現実的な考え方だと思う。
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自分の人生（幸せ）を他人に依存しすぎるのは危険だということだ。
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「社会資本、人的資本、金融資本」の考え方や「マックジョブ、スペシャリスト、クリエイティブクラス」の件などは、今までの著作と重複しているので、もし知っていたら読み飛ばしていい。
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「経済的自由無くして、本当の自由はない」は「一日は誰もが24時間である」と同じくらい真理だと思う。
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