「Think clearly」を読み終えた。
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より良い人生を送るための思考法をまとめた本だそうで、1章10ページくらいの内容が52章にわたって書かれている。
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あなたが現実を飲み込まなければ、現実のほうがあなたを飲み込んでしまう(起きていることは全て正しい)
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「周りの人の感情」は常に真剣に受け止めるべきだが、「自分の感情」とは真面目に向き合う必要はない。
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短期間に集中して得られる喜びを過大評価し、長期にわたって手に入る静かで平穏な喜びを過小評価しがちである。
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現代が抱える問題点は、情報の過多ではなく意見の過多である。
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まだ持っていないものについて考えるよりも、今持っているものを持てていなかった場合、どれくらい困っていたかについて考えたほうがいい。
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過去に不幸だからといって、今も不幸でいなければならないということはない。
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*以上引用です
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感想は・・・あまり好きじゃなかった。
全体的にしっかりとしたまともな事が書いてあるが、こういう書き方だとどうしても単なるまとめサイトのように感じてしまう。個人的には、まとめてあるものはまとめてあるようで頭に残るものは多くないと思う。
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あと、どうしても矛盾してくる部分が出てくる。偉人崇拝するなと書いてあるが、それにしてはウォーレン・バフェットとダニエル・カーネマンの言葉を引用しすぎだろう(笑)
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ちなみに、自分が20代の頃に初めて買ったアメリカ株は BRKA (Berkshire Hathaway) だ。それはどうでもいい。
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最後まで読むと分かるが、やはり新聞欄のコラム用に作ったものをまとめたものらしい。もちろん好き嫌いはあるので興味のある方はどうぞ。
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