「ゴルゴ13 216 ゴルゴダの少女」を読み終えた。
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ゴルゴダの少女が最高!
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Gの遺伝子を引き継ぐ天才少女、ファネット・ゴベールの登場だ。
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パリは人口200万人に対して、年間3,000万人という世界一の観光客数をほこる超インバウンド都市だ(ちなみにベネチアは人口26万に対し観光客が年間1,500万人)
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単純に数だけ見ても日本のオーバーツーリズムの比ではない。
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フランスは民主主義の国なので、個人の自由を尊重した結果若者の17%がニートになった。すると企業にとって不法移民が重要な労働力になると。
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つまるところ、移民とオーバーツーリズムの問題が密接に繋がっているのだ。
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最後に印象に残ったところを。
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パリでは今も増えるインバウンド客に対し、慢性的な労働者不足に陥っている。そのため多国籍企業中心の業界団体は、安価な労働力として不法移民は不可欠とし、彼らに法的身分を認めるよう大統領に働きかけている。一方、治安悪化を理由に反移民を訴える市民は、スポンサーが多国籍企業のメディアから極右のレッテルを貼られている。
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ズキューン!
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