少し遠くのお店へ。
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山を越え峠を越え、林道をひた走る。
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落石注意の標識が恐ろしい。注意してもどうにもできんわ(笑)
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奥の奥のそのまた奥へ。ぶーんっ
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ちなみに、途中からはグーグルのストーリートビューも表示されない。
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ガードレール無しの車両のすれ違いができない道が続くまさに秘境だ。
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*画像撮影の許可をもらっています
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ウェイティングルームへ。
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晴れてよかった。ええなー
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ダイニングへ。
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椅子を引か(略)どうもすいませんね、はは。
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なんと窓際のテーブル席に!
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無理だと思っていたのでうれしい。
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メニューとナプキン、盃が引き出しに。
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ノンアルのペアリングを。
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スッキリしたお茶。何茶か忘れた。すまぬ。
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ウエルカムドリンク
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メープルウォーター。
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Prologue
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マカロン、白エビの順番で食べるのがオススメらしい。
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パン その1
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地物小麦の自家製パン。併設しているパン小屋で作っている。
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ペアリング その2
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鱧
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透明なのが鱧でコラーゲンそのものらしい。マジっすか。雲丹とモロヘイヤのソース。
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鯵
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白いウドに鯵が巻いてある。下は柔らかいパイ生地。手で頂く。
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ペアリング その3
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月ノ輪熊
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山中で獲れた熊肉。初めて食べた。クセや臭みは全くない。柔らかくて噛み応えがあり、牛肉と言われても分からないかも。こごみと一緒に。
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ペアリング その4
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田螺
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田螺のフリットをコンソメスープに浸して。タニシを食べるのは初めて、苦みもなく普通においしい。白アスパラとコーヒー片。
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スッポン
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表面にスッポンの血を塗って薪焼きしたもの。トウモロコシの皮で巻いてタコスのように。器は黒文字の入ったフィンガーボール。
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パン その2
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大門素麺
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素麺をアルデンテに。この 出汁 ブイヨンがたまらん。行きつけの町食堂にも負けていない。
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ペアリング その5
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Levo鶏
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モモの部分に有機米が入っていて、皮で包んで薪焼きに。マジっすか。熱々のパリパリをマスタードソースでかじりつく。
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ペアリング その6
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桜鱒
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下に桜鱒とアスパラ。
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猪
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熟成肉を薪焼きに。柔らかくて甘い。ヤングコーンと一緒に。
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ペアリング その7
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デザート その1
よつぼし苺
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苺にパウダー状のアイスクリーム。
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ペアリング その8
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りんごジュース
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デザート その2
黒文字
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デザート その3
小菓子
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フィナンシェにタルト、中央がアイスで右下が生キャラメル。
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紅茶と一緒にゆっくりと頂いた。
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ごちそうさまでした。
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水道は通ってなく(湧き水)アクセスも悪い、もちろん携帯も繋がらない。そんなレストランへ世界中から客がやってくる。
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天候次第で通れない道もあり、予約時にどの経路で来るか詳細に聞かれる。店に辿り着くまでがひとつのイベントなのだ。
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そんな山奥までタクシーをチャーターして来ていた外国人に驚いた。
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初めて「イノベーティブ」というジャンルを経験した。
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その名に負けない、革新的でアバンギャルドな料理だった。ご覧の通り究極の地産地消ガストロノミーで、改めて命を頂いているんだと思う。
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愉しさというのはきっとタイパやコスパの対極にあるんだろう。
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思い切って行けてよかったな。
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おまけ
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フロアにはスーツを着た女性スタッフが3人。接客が素晴らしいだけでなく全員英語堪能で、自分とは違い綺麗な発音だなーと聞いていた(笑)
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かっこいいね。
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道の駅に寄っておかんにお土産を買いました。
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