ジャニーズは努力が9割を読み終えた。
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ジャニーズファンの人には申し訳ないがジャニーズには全く興味がない。が、興味本位で読んでみたら知らないことばかりで面白かった。
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きっとジャニーズファンの人ならもっと深い視点で読めると思う。著者はジャニーズのオーディションに応募して落ちたらしく、その後「ジャニオタ男子」として活動しているそうだ。
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ジャニーズJr.という世界は、数年に一度CDデビューできるタレントに選ばれるため、皆が熾烈な競争を繰り広げています。
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彼らの競争は相当な倍率で、正式な数は公表されていませんが400人以上はいると言われているジャニーズJr.の中で晴れてデビューできるのは、年に1組あるかないか。場合によっては2、3年デビューしない時期もあるのです。
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これからのアイドルは偶像ではなく現実を見せていくべきだと思う
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いわば自分は「みにくいアヒルの子」だなぁと思っていた時期がずっとあった。学校行きゃ「ジャニーズみたいなことやってるやつ」と言われ、ジャニーズ行きゃ「Jr.なのに学業優先って何だそれ」という目で見られ。
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Planned Happenstance Theory [計画された偶発性]
キャリアは基本的に、予期しない偶然の出来事によってその8割が形成されるという理論。いくつかのことを準備しておいて、それを持ち合わせてふらふらしているとチャンスが来るということ。
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例えば、ファンに「好きです」と言われると中島はこう返します。「俺は好きじゃないよ、愛してるよ」。そして「結婚してください」と言われると「バカ、俺から言わせろよ」と。
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何もすることがないよりも、自分に与えられたものがあることは幸せなこと。一方で、他者からのニーズではなく自分発信である「やりたいこと」ですぐに対価を得るのは難しいこと。
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以上引用です。
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感想は、タイトルには努力が9割とあるが「人は環境によって作られる」と強く思った。ジャニーズ事務所が最高の環境を与えて、そこからその環境で凡人が努力をして非凡人に変わっていく。
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もちろん運やルックスの要素もあるだろうけど「最初の環境」がかなり人に影響を与えるのは間違いない。ときにはジャニーズに見学にきた子を、いきなり東京ドームのステージに上げるそうだ。
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そりゃ、世界が変わるだろう。
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多感な思春期の子供たちならなおさらだ。もし自分だったらその日から二晩くらい興奮で寝れないと思う（笑）
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ちなみにSMAPの中居くんは、10代の頃に周りに内緒で50万近く払ってボイストレーニングに通っていたそうだ。ただ、変化が感じられずに先生に「耳が悪すぎる」と言われて諦めたそうだ。とても強い人だなと思う。
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あと伊野尾慧さんと中島健人さんの名前はこの本を読んで初めて知った。すまぬ（笑）
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「You やっちゃいなよ」
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