カーテンタッセルの紐が切れました [1] の続きです。
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前回ニトリで「新品に交換できるか？できるならいくらか？」を聞くのに挫折した。
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そこで次は「修理できるか？できるならいくらか？」を聞いてみることにした。
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カーテンぶらぶら生活にも慣れてきて「もう当分このままでもいいか」と思いつつも、ここまできたらトコトンやってみようという気持ちも沸々と湧いてきたのだ。
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カーテンタッセル専門で直しをやっているような店はないので「洋服のお直し」をしている店にダメ元で問い合わせてみた。調べるとチェーン店や個人店などたくさんあるが、自宅から近い個人店に電話してみた。
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自 「す、すいません、これこれこうでこうなんですけど、直してもらうことはできますか？」
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店 「そうねー、いいわよ。持ってきなさい」
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電話に出たのは女性で店主らしい人だ。フランクな口調でタッセルは直してもらえるそうだ。ただ問題は金額だ、アルバイトの身分で高いお金は出せない。予算は500円くらいか・・・ダメならあきらめよう。
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自 「ちなみにいくらくらいでしょうか？」
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店 「そうねー、200円でいいわよ。紐は持ってきてね。」
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に、にひゃくえん・・・
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ニヒャクエン・・・
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NIHYAKUEN・・・
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なんて良心的なお店だ！
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さすがに時給1,090円のへっぴり腰アルバイトでも200円くらいなら払うことができる。2か所直して欲しいんで合計400円だろう、あと紐をダイソーで買ってこれば500円くらいで収まる金額だ。
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それと同時にこんな弱小な客を相手にしてもらって申し訳なくもなる。こちらからしたら「良心的」かもしれないが、向こうからしたら採算の取れない仕事など断わりたいのが本音だろう。
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「お願いします」といって電話を切った。
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つづく
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