海洋プラスチック 永遠のゴミの行方

読書

「海洋プラスチック 永遠のゴミの行方」を読み終えた。
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日本が一方的なプラスチックごみの被害者というわけではない。日本が出したごみも、外洋や他国の岸を汚している。
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わたしたちが目的としているのは地球の環境を守ることであり、プラスチックごみさえ減れば、そのほかはどうなってもよいわけではないという点だ。
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世界のプラスチックごみのうち、リサイクルされているのは全体の9%。それに対して日本のリサイクル率は8割を超えているとしばしいわれているが、この8割には「熱回収」が含まれている。
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生分解性プラスチックはいつでもどこでも分解されるのではない。種類ごとに分解される環境がきまっている。その点が世間に誤解されているようだ。
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ポリステルでなどの合成繊維でできた服を洗濯すると、たくさんの繊維状マイクロプラスチックが発生する。
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わたしたしは合成繊維の服を着ているし、合成繊維でできたじゅうたんやカーテンも多い。いずれも繊維状マイクロプラスチックの発生源だ。
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(一年間で)成人男性だと、食品として口から入るのが5万2000個、吸い込む空気にまじって入るのが6万2000個。全部を平均すると1日あたり312個のマイクロプラスチックを摂取していることになる。
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[シチズンサイエンス] 市民参加型の科学
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日本が進めるレジ袋有料化では、レジ袋の原料に重さにして25%以上のバイオマスプラスチックが含まれていれば、有料化の義務から免除される。
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(原料の採掘から焼却処分するまでに)マイバッグはレジ袋の約50倍の二酸化炭素をだすことが分かった。つまり、マイバッグの繰り返し使用回数が50回のとき二酸化炭素の排出量については、レジ袋の使い捨てとほぼ同量になる。
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プラスチックごみの量という観点からは、マイバッグは10回以上繰り返し使う必要があり、二酸化炭素の排出を抑制するという観点からはもっとハードルが高くてそれが50回ということになる。
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以上引用です
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感想は・・・環境問題は奥が深い。
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良かれと思ってやっていることが実はそんなに良くなかったり、名前に「バイオ」がついていても「名ばかりバイオ」だったりする。
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日本のリサイクル率が高いのは、プラスチックを燃やして処理するサーマルリサイクルもリサイクルとしてカウントするからだそうだ。
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奥が深いというか闇が深そうだ(笑)
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今流行りの生分解性プラスチックも、分解するには温度などの条件があって長い年月がかかるしマイクロプラスチックになった時点で生き物が食べる可能性もあって、実際は万能プラスチックとはいえないらしい。

自分が一番知りたかったのは利己的で悪いが、地球温暖化や海洋汚染などの大きなテーマではなくマイクロプラスチックはどれくらい人体に影響があるかということだった。この本によると
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プラスチックは消化されずに排出されるとしても、プラスチックに含まれている有害物質が体内に残る可能性があるそうだ。
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そしてその有害物質についての人体への影響は今のところは不明らしい。
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おそらく良い影響ではないと思うが、普通に生活していても太陽に当たれば紫外線を受けるし、道を歩けば排気ガスを吸い込むからね。あまり気にしてもしょうがないのかなと。
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あと環境問題についてはトータルで考えることと、極論にならない事が大事だそうだ。
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新しいマイバッグを買っても、それがレジ袋の数倍のポリエステルが使われていてかつ長期間使用しないならただの環境破壊なのかもしれない。
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これは電気自動車の買い替えを過度に進めるのにも似ていると思う。
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リチウムなどのレアメタルをアフリカの鉱産を掘削して抽出して、機械で加工して飛行機で輸送して・・・とライフサイクルアセスメント(LCA)を考えるとどうなのかなという話だ。
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かといって魚を食べるのをやめようとか、人間が全員いなくなればいいとかいう話でもない。
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自分にはゴミを分別して綺麗にして捨てるくらいしかできないかな(笑)
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特に第三章の「マイクロプラスチックを生き物が食べる」が面白かった。興味のある方はどうぞー

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