「SKIN／スキン」を見終わった（U-NEXTで550円）
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白人至上主義者に育てられ、憎悪を象徴する無数のタトゥーを刻み、差別と暴力に生きてきたブライオン。シングルマザーのジュリーと出会い、今までの悪行を悔いた彼は新たな人生を築こうとする。だが、彼らはそれを許さない組織からの脅迫と暴力にさらされ（U-NEXTより）
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＊公式サイトが見つけられなかったので Youtube の予告編です。
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感想は・・・見るしかない！（笑）
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事実から着想を得て作られた映画らしい、あっという間の2時間だった。やはり海外のナショナリストはレベルが違うと思う。
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限りなくナショナリスト ≒ アナーキストに近い。
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白人至上主義者に拾われて white supremacy として育った人間が普通の人生を送るのは至難の技だ。ただ抜け出せない訳ではないんだよね。
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そして貧困と同じく思想も連鎖する。
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カルト宗教やねずみ講と同じで、例えグルが亡くなっても信者がいる限りその思想は次世代へと受け継がれる。そしてまた再生産されると。
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この映画を見たあと、貧困層から中間層へ這い上がるには何世代かかるかをグラフ化した記事を思い出した（去年見てた記事です）
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日本はなんと4世代かかるそうだ。
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日本の第一子の出産平均年齢はおよそ30才なので一世代をざっくり30年とすると120年、1.2世紀かかる計算だ。このグラフにはアメリカが入っていないがおそらくブラジルより上だろう。
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つまるところ「来世に期待するわー、あははー」とは笑えない時代ということだ。
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たとえ運よく先進国に生まれ落ちたとしても、一度社会的な階層が固定されてしまうと昔に比べてより這い上がるのが難しい。
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最後にこの本から引用させてもらう。
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Hate destroys the hater as well as the hated.
憎しみは、憎んだ者のみならず、憎んだものをも破壊する。
(Martin Luther King Jr.)
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興味のある方はどうぞー
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