「マネー・エレクトリック / ビットコインの謎」を見た（2024年/アメリカ）
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ブロックチェーンと呼ばれる革新技術を用いて、安全で秘匿性の高い電子通貨・ビットコインを開発した後、突然行方不明となったサトシ・ナカモト。彼が残したメールや投稿をもとにその人物像を考察し、サトシだと疑われた技術者らにもインタビューを敢行する（U-NEXTより）
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HBO制作のドキュメンタリー。
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NHKやBBCのような固さはなく、茶目っ気全開なので好みは別れるかも。
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フィンテック本は数冊読んだことがあって、技術的な説明はすっと入ってきた。実際に保有していたこともある。
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まず法定通貨に取って代わるような決済手段を国は許さない。
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各国はCBDC（中央銀行デジタル通貨）を設立して、国民のトランザクションの管理、監視に躍起になっている。
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CBDCが普及すれば、ダークウェブの愛用者でもなければわざわざBTCを使わなくだろう。
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もうひとつはクリプトのイメージ、セキュリティ、保証の問題だ。
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先日も北朝鮮のラザルスが取引所のイーサリアムをハッキングし、ビットコインに換金。世界で3番目のBTC保有国となったというニュースがあったよね（ちなみに1位はアメリカ、2位はイギリス）
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加えてマイニングは全世界の0.5％もの電力を消費する。答え合わせのコストが高すぎるのだ。
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つまるところ、BTCの根幹である「誰もがプライバシーを保証され、いつでもどこでも決済できる基軸通貨」にはなれない。
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しかしながら、人気は下火にならず価格は上がり続けていると。
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国家、投機家、テクノリバタリアン、エバンジェリストらの思惑が複雑に絡みあっているのがBTC界隈だ。
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仮想通貨は極めて創業者利益が大きいのがよく分かると思うよ。
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サトシ・ナカモトの正体は・・・ぜひ見て下さい。
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