「Qアノンの正体 / Q: INTO THE STORM」を見終わった（全6話）
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ドキュメンタリー映像作家のカレン・ホーバックが、陰謀論者たちの集団Qアノン運動の内情を探る旅に出る。インターネットの闇の世界へと足を踏み入れ、著名なQ信奉者や政治評論家、ネット荒らしなどに接触しながらQの正体に迫っていく。
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感想は・・・面白かった！
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Qアノンという言葉は本やアメリカ大統領選でちらっと見たことがある程度だった。陰謀論のグルのような勝手なイメージを持っていた。
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Qアノンの「Q」はハンドルネームで、国家機密にアクセスできる人物らしい。「アノン」は anonymous user （匿名）の略だ。
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そんなQアノンは8チャンのような匿名の掲示板でメッセージを投稿していて、そのポストを「Qドロップ」というそうだ。
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Qアノンとは誰なのか？
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アメリカ大統領選を有利に進めたいトランプ陣営の政府関係者が、いわゆるデジタルソルジャーを煽動しているのか、過激な至上主義者が純粋に煽っているのか、はたまたトラフィックを増やしたいプラットフォームの管理者がでっち上げているだけなのか、色々考えながら見ていた。
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これだけのムーブメントになった理由の一つは、ユーザーはQの投稿を自由に想像できるからだろう。
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謎めいたポストは全て自分に都合よく解釈できるからね。もう一つはプラットフォーム管理者が通信品位法230条で保護されているからだろうな（ユーザーの投稿にプラットフォーム側は責任を負う必要がない）
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特に8チャンの創設者のフレッドがフィリピンから逃亡する件から、最終章にかけてとても見応えがあった。
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そしてフレッドは結局、アノニマス創設者のオーブリー・コトルに助けてもらうことになる。アノニマスについては「我々はアノニマス 天才ハッカー集団の正体とサイバー攻撃の内幕」が面白いです。
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ちなみに DOX （ドックス）という単語がやたら出てくる。
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DOX = reveal one's identity
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DOX、Doxing とは他人の個人情報を晒すことだそうだ。
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善悪はともかく、とんでもなく頭の切れる連中なのは間違いない。
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結局カエルの子はカエル、血は争えないという事だろうか。
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Qアノンの正体は・・ぜひ見てください（笑）
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コメント