自宅で過ごす時間が長い40代、独身、一人暮らしの自分にとって住居を将来的にどうするかはかなり重要だ。寒空の下で冷や飯は食べたくない。
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持ち家か賃貸か
持ち家（戸建てかマンション）を購入して終の棲家にするのか、それとも賃貸物件を渡り歩くのか？これはその人の価値観とかライフスタイルもあるのでどちらが良いとか悪いとかじゃなくて、どうすれば自分の幸福度を最大化できるかだと思う。
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雑誌やウェブでよく「どっちがお得？」みたいな特集記事が載っているけど、数字を操作しればどうにでもなるのであまり当てにはならない。
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1) 賃貸の場合
自分は現在賃貸マンションに8年くらい住んでいる。かなり年数の経ったマンションだけど50㎡ほどで家賃は4万円と安い。鉄筋コンクリートなので遮音性に優れているし、上の階の角部屋なので日当たりも良く道路の音もそんなに気にならない。
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ただ、風呂やキッチンの設備が古いのと、自分は自宅にいる時間が圧倒的に長いので今より快適になるなら家賃は上げてもいいと思っている。
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ちなみにこれまで家賃に払った総額は、2年に一度の更新料を合わせて年間50万だとすると
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500,000 x 8 = 4,000,000
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ざっくりと400万ほど。つまり8年前に400万の戸建てを購入してたのと同じだ（実際は税金、修繕費などがあるのであくまでざっくりです）
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賃貸のデメリットは、将来の土地の値上がりから得られるリターンを放棄することになる。賃貸に住みつつそのリターンもどうしても欲しいならREITでも買っとけばいい。
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2) 持ち家（戸建て）の場合
持ち家については、個人的に一人暮らしの人でも中古の戸建てなら10年くらいのローン（できれば一括）なら購入してもいいと思う。一人ならそんなに大きな家は必要ないので予算もおさえられる。
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ただ、家を所有するということは地震や自然災害のリスク、隣人や町内会などの周辺環境などもついてまわるのでその辺もしっかり考えてから購入したい。
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3) 持ち家（マンション）の場合
マンションの分譲だけは選択肢にはない。理由はローンを払い終えても共益費や修繕費が死ぬまでついて回るのと、自分の所有物であるにも関わらず、マンション自体の修繕や運営方針に全住民の5分の4の評決が必要になるからだ。
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ここが最大のネックで、特に所有者に現状維持派の年配組がたくさん住んでいるマンションだと意見の相違でまとまらなくなる可能性が高い。
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年をとってから、そんないざこざに巻き込まれるのはごめんだ。
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あと中古の分譲マンションを購入する場合は修繕積立金自体が不足している物件もたくさんあるらしいので、購入前にはマンションの管理組合からしっかりと詳細を聞いたほうがいい。
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修繕してない（できない）マンションは、将来的にスラム化する可能性が高くなると思う。
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どうしても分譲マンションが欲しいなら、投資目的じゃなくても万が一の売却も想定して出口戦略をしっかり描いたほうがいいかもしれない。そう考えると、都市部でなおかつ立地がかなりいい場所以外は人口が減り続けていくこれからの時代は厳しいんじゃないだろうか。
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ここまで書いてきて、今のところは賃貸でいいかなと。将来的にはもう少し良いマンションに引っ越すか、小さな中古の戸建てを買うかの2択になるだろう。もし購入するとしても、現金一括で身の丈にあったもので十分だ。あと利便性の良い、ある程度は都市部に住みたいと思う。
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実は、地理的に無理だけど無印良品がプロデュースしている賃貸物件に一度住んでみたいんだよね。UR団地に特化してリノベーションをしてるらしく、シンプルで無機質なところがいいな思う。
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色んな考えと価値観があるので正解はないけど、ホームレスはいやだ。
生きていくのはカネがかかるのでござる。
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