「なぜ共働きも専業もしんどいのか」を読み終えた。
著者は現在シンガポール在住で二児の母親、仕事もしているそうだ。
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結婚している15~64歳の女性で雇用されているのは1415万人。そのうち60%にあたる845万人が非正規雇用者で正規雇用者は37%で529万人。
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妻の年収が130万円を超えると自身の社会保険料負担が発生するので、129万円の収入があったときに比べて手取りが減少する逆転現象が起こる。129万円のときの手取りと同等に受け取るには155万円程度まで年収を増やす必要がある。
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保活を乗り越え、三歳の壁を乗り越えた共働きの夫婦が直面するのが「小一の壁」と言われている。
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高学歴、高所得のカップルと、低学歴、低所得のカップルが増えており妻の収入が世帯の収入を左右するようになっている。
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家事を外注することによって気付くことも多い。一つは、やはり家事は有償であり誰かの役割として存在するれっきとした仕事だということ。
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以上引用です。
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感想は、以前読んだ本などから色々知っている事もあったが正直ちょっとバイアスがかかりすぎてるような気もした。世の中全ては手に入らないしないものねだりは不幸な生き方になってしまう。
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もちろん「こういう選択をしたら、この先こういう生き方になる可能性が高い」という知識は必要だ。それでも「足るを知る」というのもある程度は必要だと思う。
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どうせどちらもしんどいなら、どちらがしんどいかで決めるよりも自分がどういう生き方をしたいかで決めたほうがいいだろう。
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「専業主婦は2億円損をする」と合わせて読むと面白いと思います。
そんな楽な生き方は無いようだ(笑)
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