バックヤードで「無いやる気」を振り絞って「くさったしたいB」のような顔をして作業をしているとパートのおばちゃんに話しかけられた。
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この人は自分とは違う日用品などを扱っているグループにいて、年齢は50代半ばから60代くらいだろうか。
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小太りでいつも狭い通路を我が物顔で「ここは自分の庭、いやシマだ」と言わんばかりの、気を抜いてたらみかじめを取られそうな勢いでゆっくりと二足歩行で闊歩している（誇張無し）
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時代が時代なら間違いなく食物連鎖、ヒエラルキーの頂点に君臨して蹂躙していただろう。今は SDGs の時代で良かった。
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ちびまる子ちゃんの小杉君に雰囲気が似ているので小杉さんと呼ぶことにする。
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小 「あら、今日は一人？かわいい女子はいないの？」
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自 「（？）・・・一人です」
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その日は一人で作業をしていたのでもちろん一人だけだ。
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か、かわいい女子？・・・
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・・・
・・・
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答えに3秒ほどつまってしまったが、おそらくたまに一緒のシフトで作業している65才と68才のおばちゃんの事を言っているんだろう。
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小杉さん渾身の一発ギャグ、いや定番のすべらない持ちネタだったんだろう。しばらく一緒に笑ってた。
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女性はいるが女子はいねー（笑）
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人は見かけによらないよね、こんな事を言う結構面白い人なんだなと思った。というお話でした。
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