読書

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安いニッポン 「価格」が示す停滞

「安いニッポン 「価格」が示す停滞」を読み終えた。 . . 日経新聞と電子版で連載されていた記事をまとめて編集したものだそうだ。新書なのでさらっと読める。 . . ■ . . (ダイソーの商品が)40年以上も100円なのは異常事態だ。 . . 労働組合に加入している人が雇用者全体に占める割合を示す「組織率」は戦後50%を超えたが、2000年は21.5%、20...
小説

52ヘルツのクジラたち

「52ヘルツのクジラたち」を読み終えた。 . . 作者は町田そのこさんで、先日の「本屋大賞」で知った。この著者の本を読むのはこれが初めてだ。 . . . ■ . . いやしかし、ひとというのは分からない。村中の奥にはぞっとするような冷たい一面が潜んでいて、それが何かのきっかけで表面にでてくることは充分あり得るのだ。 . . 冬休み前より痩せたことに...
読書

どうしても頑張れない人たち

「どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2」を読み終えた。 . . 著者の前作「ケーキの切れない非行少年たち」が面白かったので購入。タイトルからして続編のような位置付けだ。 . . . ■ . .  明らかな知的障害でないが、正常域を下回る境界域にいる子供。おおよそIQ70~84。 . . 好かれるというのは決して、甘やかすとか機...
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実力も運のうち 能力主義は正義か?

「実力も運のうち 能力主義は正義か?」を読み終えた。 . . マイケル・サンデルさんの新刊。著者の本を読むのは「これからの正義の話をしよう 」以来だった。 . . ■ . . SATのような標準テストはそれだけで能力を測るものであり、平凡な経歴の生徒も知的な将来性を証明できるとされている。だが、実際にはSATの得点は家計所得とほぼ軌を一にする。生徒の家庭が裕福であれば...
小説

正欲

「正欲」を読み終えた。 . . 朝井リョウさんの新作で、とても好きな作家さんの一人だ。 . . ■ . 「そういうこと、若いころはよく考えたなあ」「そんなこと考えたって仕方がない。毎日を生きるだけ」「人生の意味は死ぬときにわかるんじゃないかな」「むしろそんなことに悩めて羨ましいよ。目の前の家事や仕事で精いっぱい」。これらは全て人生に自然と他者が現れて...
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