小説 同志少女よ、敵を撃て 「同志少女よ、敵を撃て」を読み終えた。 . . 本屋で ジャケ買い 面白そうだったので購入。アガサ・クリスティー賞受賞作だそうだ。 . . ■ . . 共産主義は未来へのとほうもない脅威なのだ。われわれは軍人の戦友意識を捨てねばならない。共産主義者はこれまでも戦友ではなかったし、これからも戦友ではない。みな殺しの闘争こそが問題となる。われわれは敵を生かしておくことにな... 2021.12.27 小説読書
小説 店長がバカすぎて 「店長がバカすぎて」を読み終えた。 . . これも読んでみたかった本で文庫化になったので購入。著者の作品は初めてだった。ちなみに文庫版は巻末にボーナストラックが付いている。 . . ■ . . 書店の店長という立場でありながら、平気で「本を貸す」などと口にしてしまう精神性に腹が立つ。著者に還元するという意識が決定的に足りていない。 . . この手のお客様は、... 2021.12.07 小説読書
小説 翼の翼 「翼の翼」を読み終えた。 . . 朝比奈あすかさんの本を読むのは初めてだった。 . 帯に、おおたとしまささんの推薦文がある。 . この人の本は「ルポ塾歴社会」「ルポ東大女子」を読んだことがあったので、お受験と塾の闇の知識は多少あった(どちらも面白いです) . . ■ . . 学年のはじめに教科書が配布されると、国語の教科書の中の物語を最初の日にぐんぐん... 2021.11.30 小説読書
小説 元彼の遺言状 「元彼の遺言状」を読み終えた。 . . 「このミステリーがすごい!」大賞受賞作ということで読んでみたかった本。ちょうど文庫化されたので購入。少しでも安いのはうれしい(笑) . . ■ . . まったく、男の人ってどうして自分の過去のアレコレを大袈裟に膨らませて、いかに自分が葛藤を抱えたのかとか、傷を負ったとかそんな話を吹聴するのだろう。 . . でも、だから... 2021.11.05 小説読書
小説 三千円の使い方 「三千円の使い方」を読み終えた。 . . 著者は原田ひ香さんという方で、この人の本は初めてだった。 . . ■ . . あの世に持って行けないから使いましょう、というのと、お金がどれだけあっても不安だから節約しなくちゃ、という相反した言葉が同じ口から出てくるのが老人というものだ。 . . 「あの日、ちっちゃいもみじみたいな手をしてた子がさ、こんなブランコに一人で... 2021.10.26 小説読書