小説 お探し物は図書室まで 「お探し物は図書室まで」を読み終えた。 . . 本屋大賞で知った本。著者は青山美智子さんという方で、著者の作品は今まで一度も読んだことが無い。恥ずかしながら名前も知らなかった・・ . . ■ . . 私は今まで、自分をなんて粗末にしてきたんだろう。口に入れるものや身の回りのものをていねいに扱わないって、自分を雑にするってことだ。 . . ... 2021.06.10 小説読書
小説 52ヘルツのクジラたち 「52ヘルツのクジラたち」を読み終えた。 . . 作者は町田そのこさんで、先日の「本屋大賞」で知った。この著者の本を読むのはこれが初めてだ。 . . . ■ . . いやしかし、ひとというのは分からない。村中の奥にはぞっとするような冷たい一面が潜んでいて、それが何かのきっかけで表面にでてくることは充分あり得るのだ。 . . 冬休み前より痩せたことに... 2021.05.25 小説読書
小説 正欲 「正欲」を読み終えた。 . . 朝井リョウさんの新作で、とても好きな作家さんの一人だ。 . . ■ . 「そういうこと、若いころはよく考えたなあ」「そんなこと考えたって仕方がない。毎日を生きるだけ」「人生の意味は死ぬときにわかるんじゃないかな」「むしろそんなことに悩めて羨ましいよ。目の前の家事や仕事で精いっぱい」。これらは全て人生に自然と他者が現れて... 2021.05.05 小説読書
小説 クララとお日さま 「クララとお日さま」を読み終えた。 . . ノーベル文学賞受賞者のカズオ・イシグロの最新長編。著者の本は「わたしを離さないで」以来で2冊目だ。 . . . ■ . . 「買うべきだったかなって、いま思いはじめたとこ」 . . そして今回もう一つ分かったことがあります。それは、人間はさびしさや孤独を嫌い、それを逃れるためなら思いもよらない複雑な行... 2021.04.08 小説読書
小説 心淋し川 「心淋し川」を読み終えた。 . . この作者の本は初めてだ。直木賞ということで読んでみたかったのだ。 . . ■ . . 女が本気になるのは、惚れた男のためだけさ。手に入れようと思ったら、我が身を賭けるしかないんだよ。 . . 親というのもは実に厄介なものだ。子を縛りつけ枷となり、心配の種ばかり増やし守ろうと躍起になる。 . . 世の女たちは、何故... 2021.03.16 小説読書