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プロジェクト・ヘイル・メアリー(下)

「プロジェクト・ヘイル・メアリー(下)」を読み終えた。 . . 上巻の続きです。 . . ■ . . ジョンソン宇宙センターにあるNASAの無重力環境訓練施設(NBL)は、それ自体、工学技術の驚異と言えるものだ。そこの巨大プールは国際宇宙ステーション(ISS)の原寸大レプリカがすっぽり入るほど大きい。宇宙飛行士はEVAスーツを着てこのプールに入り、ゼロG環境で...
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プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)

プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)を読み終えた。 . . 著者のアンディー・ウィアー氏は素粒子物理学者で、映画「オデッセイ」の原作者だそうだ。自分にとっては初めてのSF小説だった。 . . ■ . . 子どもにとって人間の苦しみは抽象的概念としてしかとらえられないことが多い。しかし、動物の苦しみとなると事情は全くちがう。 . . どれくらい時間がかかったの...
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そして、バトンは渡された

「そして、バトンは渡された」を読み終えた。 . . 著者は瀬尾まいこさんで、2019年の本屋大賞受賞作だ。 . 文庫版は巻末に上白石萌音さんの解説があった。これがまた素晴らしい文章でした、はー . . ■ . . 一緒に暮らさなくなった人と、会うことはない。でもどこかにいてくれるのと、どこにもいないのとではまるで違う。血がつながっていようがいまいが、自分の家族...
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同志少女よ、敵を撃て

「同志少女よ、敵を撃て」を読み終えた。 . . 本屋で ジャケ買い 面白そうだったので購入。アガサ・クリスティー賞受賞作だそうだ。 . . ■ . . 共産主義は未来へのとほうもない脅威なのだ。われわれは軍人の戦友意識を捨てねばならない。共産主義者はこれまでも戦友ではなかったし、これからも戦友ではない。みな殺しの闘争こそが問題となる。われわれは敵を生かしておくことにな...
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店長がバカすぎて

「店長がバカすぎて」を読み終えた。 . . これも読んでみたかった本で文庫化になったので購入。著者の作品は初めてだった。ちなみに文庫版は巻末にボーナストラックが付いている。 . . ■ . . 書店の店長という立場でありながら、平気で「本を貸す」などと口にしてしまう精神性に腹が立つ。著者に還元するという意識が決定的に足りていない。 . . この手のお客様は、...
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