スマートサイジング 価値あるものを探す人生

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「スマートサイジング 価値あるものを探す人生」を読み終えた。
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おそらく日本でダウンサイジングと言われているもので、お金を稼ぐために働く時間を減らしてその分生活自体もコンパクトな方向へ舵を切って、その時間を使って自分の人生を取り戻そうという考えかただと思った。
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著者のタミーさんは安定した仕事を辞めて「タイニーハウス」という移動式のトレーラーでパートナーと一緒に生活している。日本でも、小屋暮らしや車中泊をして生活してる人もいるもんね。
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Youtube とか見てると本当にいろんな価値観を持った人がいるな~と驚かされる。そういう人たちは大体自分で選んだ自分の人生を送っている。
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「ヘルパーズ・ハイ」と呼ばれていて、ボランティアやモノを譲るといった活動を通して人の役に立つことで、ストレスが減り幸福ホルモンが分泌されるという。
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モノを買う前には常に「どれくらいの労働時間と引き換えに、私はこれを買おうとしているのだろう」と自問する事が大切だ。
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自分をコントロールする最も現実的な方法は、毎日少しでいいから時間を取り自分の考え方を10%でいいから変えることを目標にトレーニングを積むことだ。
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基本的なニーズ以外、お金は私達が本当に幸せになるために必要なものを何ひとつ与えてはくれない。すなわち、家族、コミュニティ、健康、満足のいく仕事、芸術や自然などからの経験、他人への思いやり、目的意識、洞察力などは、どれもお金で買うことはできないのだ。
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「トラウマに恩恵を見出す」とは喪失やネガティブな出来事の中にもなんらかの価値を見出すことであり、たとえばそれは人生観の変化、命を以前より尊いものだと感じるようになる、自分の成長を実感する、といったことである。
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*以上引用です
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特に上から2番目の「どれくらいの労働時間と引き換えに、私はこれを買おうとしているのだろう」という感覚はとても大事だ。
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単純に、もし時給1,000円の人が100万の車を買うなら1,000時間、1日8時間として125日も働かなければならない。購入する前に本当に必要なのか、代替えできるものはないか、使用頻度、費用対効果はどれくらいかを考えたほうがいい。
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1,000時間あれば、かなり色んなことができる。
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自分はアルバイトで時給1,050円の身分だけど、わずか数十円の節約のためにガソリンスタンドに並びたくはないし、スーパーをはしごもしたくないしコンセントをこまめに抜くようなこともしたくない。
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そういうところには時間は使いたくないし、並ぶストレスも受けたくないんだよね。それをするくらいなら30分余計に働いたほうがいい。
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東京から大阪まで飛行機で1時間で行ってもいいし、安い夜行バスで8時間かけても行ける。時間のかかる仕事をしたくなければ、人を雇ってやってもらえばいい。時間をかけてお金を稼げるしお金で時間も買える。
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お金を使う前には時間のことを、時間を使う前にはお金のことを少し考えてお金と時間のバランスをうまく作っていくのもいいかもしれない。
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著者のタミーさんはとても勉強熱心な人で、ブログもおもしろいんで興味のある方はどうぞ
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