「ガタカ」を見終わった。
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優秀な遺伝子を掛けあわせて生まれた「適正者」が支配する近未来。自然出産で生まれた「不適正者」のヴィンセントは、宇宙飛行士になる夢を叶えるため「適正者」に偽装して宇宙局「ガタカ」に入社する。だが上司が何者かに殺されヴィンセントに容疑が(U-NEXTより)
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感想は・・・見るしかない!
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25年前の映画とは思えない!
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遺伝子の優劣で、全てが決まってしまう世界を描いたSF映画だ。
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AI同士で将棋の勝者と勝者を対戦させ続けてディープラーニングさせる人間版かなと。
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つまるところ、イヌ、ネコよろしくヒトの品種改良だ。
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そこには不経済な優しさ、思いやり、道徳、判断などは必要とされていない。求めるのは効率、コスパ、タイパ(タイムパフォーマンス)といった、およそ感情を持つ動物にはそぐわない基準だ。
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生き物に多種多様な個体が存在するのは、それが一番の生存戦略だからなんだよね。不測の事態で、ある類の性格、能力、体力のものが死んだとしても他の個体で種を存続させると、多様性というやつだ。
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倫理的、道徳的にどうなのかは置いといて、今の技術を持ってすればデザイナーズベイビーなど簡単に作れるだろう。公開25年後の未来は、ある程度予測していた通りになりつつあるんじゃないかな。
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ユダヤ人を600万人虐殺した優生思想の狂人が、もしまだ生きていたとしたら何を思うだろう。
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一方で科学が進歩して、以前には考えられなかった技術で様々な問題を解決できるのは素晴らしいことだよね。健康寿命が伸びて、未知のウイルスに対処できれば、みんなが幸せになれるだろう。
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iPS細胞や mRNA、CRISPR-Cas9(クリスパー・キャス9)が悪いわけじゃない。
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それをどう使うか、人間の問題だ。
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おそらく人間は本能的に「溺れている人を助けたい」と思うけれど、素晴らしく効率的なヒトはそうは思わないだろう。ましてや自分より下等な存在を。
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あ、この時代だから主人公とヒロインはまだ「白人の美男美女」だったね。
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とても印象的で好きだったのは、主人公のヴィンセントが裸眼で交通量の激しい道路を横断するシーンだ。
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どれだけ完璧な人間になったとしても、運命(運)までは操れないという暗喩だったのかなと。
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めちゃくちゃよかった。
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あと少し分からなかったのは、結局あの施設のディレクターが犯人になったということなのかな?うーむ・・
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この本「ハウス・オブ・グッチ(下)」から
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健康で容姿端麗で名門出身で世界一美しい豪華ヨットを所有していれば、友達を見つけるのは難しい。
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面白かったです。
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コメント
*ウンカスさんのコメントです
本人の許可を頂いて書き込ませてもらってます。
ガタカ、みてくれたんですねー!
以前にも書きましたが、25年以上前の映画なのに
先見の明といいますか、素晴らしい世界観で
建物や室内の様子やファッションも洗礼されていて
主役の3人の美しさも相まって
いま見てもまったく色褪せない映画だと思っています。
執拗に追う捜査官がまさか弟だったとは!
ヴィンセントがロケットの炎で打ち上げられる頃、
ジェロームも自らの手で炎に身を投じ、、、
最後の最後、字幕にはのりませんでしたが
検査官が本名の「ヴィンセント」って
言ってあげてるんですよねー
そしてジェローム(毛髪)も
一緒に宇宙へ行けたのですよねー
もぅ、脚本がすばらしいわ!!
…ちょっと長治入りかけましたがw
私がオススメしたからと言って気にせず
忌憚なく感想をUPしてくださいね〜
自分以外の方がどんな風に感じられるのか、楽しみです♪
ちなみにこの映画の共演がきっかけで
イーサン・ホークとユマ・サーマンは結婚しました。
のちに離婚。原因はイーサンの浮気。。。
なぜだ、イーサン(T_T)うぅぅ
ガタカ面白かったです!
自分は性格が暗いので、あの冷たくて無機質な世界観がドハマりでした。
あの施設(ガタカ)はもう秘密警察にしか見えませんw
ウンカスさんの感想に興味深く読み入ってました。
そうなんですねー、あのラストも考えさせられます。う、うーむ・・
え!イーサンとユマは結婚したんですか!
そして別れてしまったと。すごくお似合いのカップルなのに・・
遺伝子操作されなくても、お子さんはさぞかし美男美女でしょうねw
いつもは結構ぼーっと見てるんですが、コメントでオススメされた映画や本は気合が入りますw
「感想をしっかり書かないと」というプレッシャーもあるかもしれません。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね(自分節w)
ありがとうございました。
ガタカが・・・
キターーーーーーーーーッ!!!(右腕あげてます!)
自分さん、ありがとうございます!
自分さんの感想を何度も読み返しましたが、
豊富な読書量に裏打ちされた多面的な考察に
目から鱗が何枚も落ちる思いです…
たぶん私が3cm超のハードカバーを読んだのは
ダ・ヴィンチ・コードが最後です。
今調べたら2004年の発売?もう20年近く分厚い本は
読んでないと思います・・(ほんとかおいっ)
なので
いつも自分で相関図を作りながら読みすすめる
自分さんは凄いなーーと思っていました。
自分さんのように様々な分野の本を読み込むことで
多角的な思考や視点で物事を推し量ることが
できるようになるのですね。
何が言いたいのかというと、自分さんの感想は
なんて立体的なんだ!という事です!(語彙力おいつかずw)
冷たくて無機質な世界観、、、ホントそうですよねー!
だから年月が経過しても
色褪せないのですよね、きっと。
映画でも本でも食べ物でも、人から薦められた時点で
少しハードルが上がるので、果たして?
気に入ってもらえたらいいなーとドキドキしつつ…
「見るしかない!」をもらえてとても嬉しいです(^^)
犯人はガタカの局長でした。
なんとしてもあの日に打ち上げたかった局長は
打ち上げに反対する役員?を殺害してしました。
打ち上げる事が正式に決まったあと
犯行を自供しました。チャンチャン、って感じで
この部分は薄い感じがしますよねーw
コンタクトの場面はウンカスも印象的だったのですが
自分さんとは違って、「なんで飛ばすの?」と(笑)
だって、施設ではコンタクトしてなかったの?
じゃあどうやって様々な試験に挑んだの?
あ、網膜チェックの時は裸眼で、
クリアしたら装着してたの?とか、なんだか
意味がわからなかったのです(今もですがw)
あと印象的な場面は、捜査官が家にやってくる!
ジェロームがジェロームになるべく
螺旋階段を昇るシーンです!くぅー(;´Д`)泣ける…
ほとばしる情熱で長くなってすみません(^^;)
最後にひとつ、、、
「ガタカ」は一般的に「ガタカ」だと思うのですが
自分さんは「ガダカ」とされています。
カミナリのたくみ君ばりに「なまってんな!」と
ツッコミたいところですが、、、
(カミナリ、好きなのですw)
なにか自分さんの意図があるやもしれぬ・・・と
たくみくん降臨を躊躇っています(^^ゞ
余計なことだったらすみません…
次にお薦めしたい映画は、、、おっと、また
淀川るところでした(汗)
ではこのへんで、
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ〜(^^)/ ←(淀川ってるw)
いや、長い!長すぎるわっっ!!
ほんと、すみませんです…(;´Д`)
すいません!
「ガダカ」ではなく「ガタカ」ですね。
間違えました!w
わたくし、感想に「見るしかない!」と書いている映画のタイトルを間違えるという万死に値する行為をしでかしました。ウンカスさん、並びにガタカファンのみなさまにお詫び申し上げます、はい。
ウンカスさん、指摘してくれてありがとうございます。助かりました、ふー
こんなこと、中々言いにくいですよねw
取り急ぎ修正しました。大変失礼しました。
あ、バイトに遅れる!w
もし気に障ったら・・・と思い
カミナリを登場させてみましたが、、、一寸待て。
そもそも
自分さんはカミナリをご存知なのか?(汗)
以前、芸能に詳しくないとおっしゃっていたハズ…
あゎゎゎぁぁーΣ(゚Д゚)
「なまってんな!」←なんて失礼な物言い!
揶揄するつもりは毛頭ないのですが、、、
どどどどどーしよ(汗)
と、また勝手にガタガタ(バタバタ)してました。
(怒ってない…(みたい)…良かった…ホッ)
「万死に値する行為」って(笑)
言葉選びが最高です!(^▽^)あははー
感想を褒めてもらい、モニターの前でめちゃくちゃ照れていますw
ありがとうございます。素直に嬉しいです!
「ダ・ヴィンチ・コード」まだ読んだことがないんです。本を読んでいると、よく内容が引用されているので名著なんでしょうねー
やはりあの局長が犯人だったんですねー
ウンカスさんの説明が無かったら分からなかったと思います。
おかげでモヤモヤがすっきりしました、ふー
感想に書くのを忘れてしまいましたが、あの螺旋階段のシーンは外せないですよね!
ああいう場面はドキドキしすぎて見てられないほうで、指の隙間から見る感じですw
実はですね「カミナリのたくみ君」知りませんでした、はは・・
調べてみると芸人さんなんですね!ユーチューブ見ました、突っ込みが強いw
ウンカスさんの面白いコメントに元気をもらっています
バイトで思い出し笑いをするくらいですw
くぅー(;´Д`)
が最高です!w
*返信したい事がたくさんあって、ごちゃごちゃになりました、くぅー
カミナリみてくれたのですね!(良かった…ホッ)
ありがとうございます!茨城なまりの口調で
「○○だな!」のツッコミが面白くて好きなのです。
ダ・ヴィンチ・コードはトム・ハンクス主演で
映画化もされていますが、本の方が断然面白いです!
・・って、もう20年前の本ですが(^^;)
ん?
ダ・ヴィンチ・コード、20年前…
ガタカ、25年前…
時が止まってんな、おい!(たくみ節)w
いや、違うんですよ、たまたまですよ(汗)
読書は好きなのです。
分厚い本は読まなくなりましたが…
その分、動画をみる時間が確実に増えました。
Tverで「BUZZOOKA 日本の職人」という番組があります。
https://tver.jp/episodes/epibrrxir2
「どうやって作っているのですか」に的を絞った構成で
「常花職人」「裁ちばさみ職人」「すずり職人」と
様々な職人さんたちが取り上げられています。
当たり前に目にする品々がどうやって作られているのか
職人さん達の仕事ぶりに魅入ってしまうのとともに
代々受け継いで、作ってきてくれたことに
なんだか感動してしまうんですよねー(;_;)
1話5分くらいのとても見やすい番組です。
なぜトートツに述べているのかというと
いま配信されている分は明日の23:59までなので
良かったら1話だけでもみてみてくださーい(^^)
って、、なんだか、あちこち、、、
ほとばしるにもほどがあるなっ!(たくみ節)
す、すみませーん!(;´Д`)くぅぅーw
Tver の「BUZZOOKA 日本の職人」見ましたよ!
ちりめん職人の方と、い草職人さんの回です。
ドキュメンタリー番組が好きなので、とても興味深く見ました。
ちりめんのしわの入れ方にびっくり!
ほんとか、おい!と驚きと尊敬しかありません。
何よりも滴り落ちる汗がかっこいいですよね。くぅー
大量生産できない唯一無二のものづくりに、人間の尊厳というか底力を感じます。
あと問題は後継者でしょうかね・・
実は、Tverを見るのは初めてでしたw
名前だけは知っていたんですが色々な番組が見れるんですねー、ほー
あわゎゎゎー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
おすすめした職人さんの回が軒並み消えてるー
今日じゃなくて昨日の23:59までだったの?Σ(゚Д゚)エエー!!
今回のちりめんとい草は、大技という感じでしたが
先に述べた以外にも、こま職人とか切子ガラス職人とか
透かし彫り職人とか、刷毛職人とか…
緻密な作業の職人技をみていただきたかったなぁー
ウンカス一生の不覚、、(;´д`)トホホ…
すみませんでした。。。
ほんとにね、自分さんがおっしゃる通り、見るたびに
人間の底力を感じ、昔々の日本の風景にも
思いを馳せてしまうんですよねー
Tverは登録もログインも不要なので良く使ってます。
色々な番組が見られるんですよー
CM(番宣)が入りますけどね(^^ゞ
BUZZOOKA も定期的にUPされますので良かったら♪
見ていただいてありがとうございました(^^)/
そうなんです!
少し出遅れてしまいオススメ動画が見つけられませんでした、くぅー
いえいえ、こちらこそ Tver を初体験できました。
ちなみに Youtube と U-NEXT、 Abema 以外はほとんど見たことがありませんw
一番視聴時間が長いのは映画を見ている U-NEXT で、あとの2つはちょこっとだけという感じです。
またチェックしてみますねー、ありがとうございます!