ORIGINALS 誰もが人と違うことができる時代

読書

「ORIGINALS 誰もが人と違うことができる時代」を読み終えた。
個人的には今年読んだ本の中でベスト3に入る本だった。
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今の時代は個人が集団と対等に戦える武器がほぼ無料で手に入る時代で、情報が瞬時に共有できない昔の人なら眉をひそめていたであろう、どんなにニッチな物、事、生き方、趣味、性格、性癖までもが強みに変換できて、そこからさらにマネタイズまでできてしまう。
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そんな確立されているロールモデルがあって、なおかつ選択肢が多様な非常に恵まれている時代だと思う。
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事実、自分も「40代、独身、一人暮らし」というカテゴリーで、以前なら投石か鞭打ちの刑、犯罪者予備軍にされるくらいの人生を送っているわけで田舎なら普通に家族単位で村八分になるだろう(笑)
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低所得者層は、一貫して高所得者層よりも現状を支持する傾向にある。現状による害をこうむっている人ほど、その状況に疑問を持ったり異議を唱えたり、はねつけたり変えたりしようとしないものである。
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成果を上げたいという欲求が中程度を超えると、創造性が低下するということが実証されている。
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ある分野において安心感があると、別の分野でオリジナリティを発揮する自由が生まれる。
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長期的に見て私たちが後悔するのは「行動を起こしたうえでの失敗」ではなく「行動を起こさなかったための失敗」であることが研究で示されている。失敗することよりも、やってみないことのほうが後悔する。
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オリジナリティを正確に評価するには、自分自身で判断しようとしたり上司に意見を求めたりするのではなく、同じ分野の仲間の意見をもっと求めていくべき。
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[特異性信用] ある集団が求める言動から、どの程度逸脱してもよいかを表す許容範囲。
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謙虚に振る舞ったり弱点をさらけ出したりすのは自信がないとできない。
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達成できた課題よりも達成できなかった課題のほうをよく覚えている。
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年をとるとともに保守的になり、自分の考え方が凝り固まると思われがちだが、驚くことに年齢より出生順位のほうが重要である。あと生まれの方が新しいものを受け入れやすくリスクにより寛容である。
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世界を創造する人は、自主的に考える人であり、「好奇心が強い」「まわりに同調しない」「反抗的」という3つの性質がある。
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ある行動を起こそうという十分な意思がないときは、ネガティブに考えるのは危険だ。いったん行動を起こす心積もりができたら、不安が忍び寄ってきたときには防衛的悲観主義をとり、不安に向き合うほうが良い。
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怒りを、攻撃的に発散させてすっきりすればするほど、より攻撃的になる。
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*以上引用、自分用のメモです
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こうやって箇条書きにすると、どうしてもまとめサイトのように薄っぺらく見えてしまって歯がゆいが、ここに抜き出しのはごく一部で人によってはもっと有益な事がたくさん書いてある良書なので、しっかり自分の時間をかけて読んだほうが自分の身に定着しやすいと思う。
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これも食べ物と成分の関係に似ていて、本当に大事なのはDHA(本の要点のみ)ではなくてサバ(本、丸ごと)なのかなと。
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特に20代で集団に馴染むのが苦手な人におすすめする。たった数時間と数千円で一生引っ張れるかもしれない知識が身につくと思えば安い投資で、その効果を最大限上げるためにも若いうちに読んだ方がいい。
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アルバイトにならないためにも(笑)
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