承認欲求の呪縛

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「承認欲求の呪縛」を読み終えた。
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承認欲求の呪縛に陥るのは、認知された期待と自己効力感のギャップが大きいとき、すなわち「期待の大きさを実感をしている一方で、それに応えられる自信がないとき」だそうだ。
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自分もブログのアクセス数が増えると単純にうれしいし、コメントがあれば記事を読んでくれた人に返信したくなる。何かしらアウトプットしている人は少なからずそんな気持ちを持ってるんじゃないかな。
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人は認められれば認められるほど、フォロワーを増やせば増やすほど、「いいね」を貰えば貰うほど、それにとらわれるようになる。
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一般にほめるのはよくて叱るのは危険だと言われるが、受け止め方によっては叱るより、むしろほめるほうが危険な場合もある。叱られたら反発する子もほめられたら否定することが難しいからだ。
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もっと認められたい、注目されたいという積極的な承認欲求よりも、いったん獲得した評価や評判を失いたくないという消極的な承認欲求のほうが強い執着をもたらす。
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「実力があっても評価されていないのは幸せだ。私のように、実力以上に評価されるのはどれだけ苦しいか」
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組織や集団への依存度を下げれば、たとえギャップが大きくても強いプレッシャーは感じなくてすむ。
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[承認欲求の搾取] 認められ、期待されることを意気に感じる心理を利用して報酬と不釣り合いな責任をもたせたり、貢献を引き出したりすること。

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*以上引用、自分用のメモです
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「得る苦しみより失う苦しみのほうが大きい」というのは、行動経済学にもよく出てくるところで、一度大きな幸せを味わってしまうと、それを失ったときの苦痛は数倍大きいそうだ。
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お金もそうで、稼ぐよりも稼いだお金を持ち続けるほうが難しいと思う。
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承認は他人が決めるもので、自分がどれだけがんばってもコントロールできない。今はインスタグラムやフェイスブックのフォロワーなんぞは、どれだけでもお金で買える時代だ。そのレベルまでいってしまうともう引き返すことはできなくなるんだろうな。整形とかも似てるかもしれない。
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リバタリアン的な考え方だけど、代償を受け入れる覚悟があって本人がそれでも幸せならいいと思う。
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