究極の歩き方

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「究極の歩き方」を読み終えた。
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著者はアシックススポーツ工学研究所で、長年蓄積してきたデータと最新のIT技術を組みあわせて非常に科学的に「足型」と「歩き方」について書かれている。
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・時速8Kmの場合、歩いても走ってもエネルギー消費量はほぼ同じになる。
・時速8Kmより遅い場合、歩くより走ったほうがエネルギー消費量は多くなる。
・時速8Kmより速い場合、走るより歩いたほうがエネルギー消費量は多くなる。
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50才以上の女性の4分の3は、変形性膝関節症と判断できるというデータもあり、女性のほうが骨と骨をつなぐ関節が柔軟なので外反母趾や変形性膝関節症にもなりやすい。
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ウォーキングで若く見えるポイントは「歩行速度」と「腰の回旋」と「つま先の向き」
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特に日本人(アジア人)は欧米人に比べて偏平足で外反母趾の人が多い傾向にある。
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将来的には靴に様々なセンサーを組み込んで歩数や速度、ストライドの大きさ、かかとの着地角度、母指球で蹴り出しているかなどを計測できるスマートシューズができる。
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これから自分の足がどのように変形していくかは、つま先の形状を見ることである程度予想できるそうだ。自分は親指が一番長い「オブリーク」タイプで日本人の約60%はこの形らしい。

あと人間の足には左右差があって、利き足と支持足のうち加齢とともに負荷のかかる支持足のアーチが徐々に崩れていって支持足のほうが長くなっていくそうで、こういう変化が顕著に表れるのが50才らしい。
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年配の人でも、速く歩ける人もいればすごく遅い人もいる。
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普通に生活しているだけでも人の体はどんどん傾いていくので、それを補正せずに年を重ねて行くと最悪歩くのにも支障ができる可能性が高いということだ(足形や歩き方以外の要素もあるとは思う)
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誰にとってもシューズ選びはかなり重要だということがよく分かる。ただ、機能がどれだけよくてもあんまりダサイのはイヤだよね(笑)
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読後はアシックスの「3D歩行姿勢測定システム」で測定してもらってから、ウォーキングシューズを買いたくてしょうがなくなると思う。知らないことばかりで勉強になった、良書です。
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アシックス スポーツ工学研究所

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