アルバイトを始めてはや数年。
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長らく同じ時間帯で働いていると自然と常連さんが分かってくる。おそらく向こうも同じように思っているだろう。
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「このお客さんは、この人(従業員)と仲がいいんだな」みたいな関係も見えてくる。知り合いの場合もあるかもしれない。
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そんな中で、一番多いのは会釈だけする人。特に会話を交わすこともないけれど顔だけ知っている、いわゆる顔なじみだ。
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その次のフェーズは、実際に会話が発生する人。「こんにちは」とか「暑いねー」など何か挨拶程度でも言葉を交わす関係だ。
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例えば、定年退職されて悠々自適のご夫婦が仲良くお見えになる。お二人ともガンを患って、奥様のほうは寛解したけれど旦那さんのほうは今も治療しているそうだ。
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そして途中で旦那さんが「忙しんだから、いい加減にしなさい」と奥様に自制を促すというのが一連のパターンになっている。
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おしなべて、一方的に話してくる人が多い(笑)
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こちらといえば相槌を打ちながらほとんど聞いているだけだ。
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そして最期のフェーズは、会話に加えて何かくれる人。
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怖い(笑)
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「これ安かったからあげるよ」と見切り品のパンをくれたり、「旅行で買ってきたから」とお土産をくれたり、「いつもがんばってますね」とお菓子をくれたり。
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とどのつまり、ほんっっとに色んな人がいる。
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お客さんと従業員の関係上、忙しかろうと無視はできないし、長話だろうと無下に打ち切ることはできない。
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しんどいときもあるけれど、出来るだけ会話を楽しめたらいいなとは思う。ややこしい輩もいる一方で、優しいお客さんもいるからね。
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ちなみに上から注意されたり怒られたりはしない。寧ろ「あ、また捕まってる、ぷぎゃー」ぐらいの感じ(笑)
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そんなお話でした。
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