読書 堤未果のショック・ドクトリン 「堤未果のショック・ドクトリン」を読み終えた。 . . 著者の本は好きで何冊も読んでいる。新作が出たので購入。 . . ■ . . 中国のデジタル監視網では、信号無視したり、パジャマで外出(中国では違法)すると即座に顔が認識されて巨大スクリーンに表示されます。その場で罰金が銀行口座から引き落とされ社会的信用スコアも下げられるという流れはスピーディーで違反者を逃しません... 2023.08.30 読書
小説 世界でいちばん透き通った物語 「世界でいちばん透き通った物語」を読み終えた。 . . 夏に本屋の一角に設けられる「夏休みは小説を読もう」みたいなコーナーがとても好きだ。小説が読みたくて購入。ジャケ買いと帯買い(笑) . . ■ . . 二人とも本の虫だけれど守備範囲が重ならない。というのは程よい親子関係だった。相手の趣味ではない本を薦め合い、面白さが分からないと文句を言われ解説する、そんな適度な距... 2023.08.23 小説
読書 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか 「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」を読み終えた。 . . 著者の一人である、今井むつみさんの本は何冊か読んだことがあって全部面白い。この人の本だったので購入。 . . ■ . . オノマトペは感覚の言葉である。いわゆる擬態語は「ニャー」「パリーン」「カチャカチャ」のように聴覚情報を中心に表す。擬態語の中には「ザラザラ」「ヌルッ」「チクリ」のように触覚情報を... 2023.08.16 読書
読書 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか? 「国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか?」を読み終えた。 . . 著者は元エニックスの社員で、スクゥエア・エニックスのゲームプロデューサーを経て今はボードゲームの会社を運営しているそうだ。面白そうだったので購入。 . . ■ . . 世界初のRPGは、1974年にアメリカのTSR社から発売された「ダンジョンズ&ドラゴンズ」です。これはコンピューターを... 2023.08.09 読書
読書 客観性の落とし穴 「客観性の落とし穴」を読み終えた。 . . 著者は基礎精神病理学・精神分析学博士だそうだ。面白そうだったので購入。 . . ■ . . 数字だけが優先されて、生活が完全に数字に支配されてしまうような社会のあり方に疑問があるのだ。数字への素朴な信仰、あるいは数値化できないはずのものを数字へと置き換えようとする傾向を問い直したい。 . . 「科学の客観的な価値と... 2023.08.02 読書