「ベルファスト」を見終わった(U-NEXTで399円)
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ベルファストで暮らす9歳の少年・バディは幸せな日々を送っていた。だが、1969年8月15日、突然プロテスタントの暴徒がカトリック住民への攻撃を始める。暴力と隣りあわせの日々のなか、バディたちは故郷を離れるかとどまるかの決断を迫られるが(U-NEXTより)
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Alpha のシネマ倶楽部で知って見たかった映画。
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感想は・・・ひとまず難しいことは置いといて見てみよう(笑)
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「ベルファスト」は北アイルランドの地名だ。
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舞台は北アイルランド紛争の始まりくらいなのかな。カトリックとプロテスタントの宗教対立(の部分)を描いたモノクロ映画だ。そんな中身は重たい映画なんだけれど、素晴らしかった。
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宗教のひとつ難しいところは、それぞれが「自分の宗教が世界一」と思っているところじゃないかな。
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それを踏まえた上で「寛容」になれずに「対立」したのがベルファストなんだろう。
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ほとんどの信者は穏健で、信仰することで道徳心を高めたり、日々を心安らかに過ごせているんだと思う。そんな中で極まれに過激な思想を持った、いわゆる原理主義者があらわれる。
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歴史を振りかえると人種、思想、宗教は対立の必須条件のひとつなのかもしれないね。例えそれがカルトじゃなかったとしても。
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初めてIRAの名前を知ったのは、高校生のときにセックス・ピストルズを聞いたときだ。「Anarchy in the U.K.」の曲中に「Or is this the IRA」という歌詞があり「何これ、うまいの?」くらいに思っていた。
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その数年後、ゴルゴ13を読んで「あ、あのIRA・・味覚で味わうものではないらしい」ということが大人になってようやく分かったのだ(笑)
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登場人物はおじいちゃんとおばあちゃんが一番好きだった、なんと無償の優しさよ!終わり方もよかったな。
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興味のある方はどうぞー
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