前回のつづきの完結編です。
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胃カメラのケーブルが喉に微妙にタッチして、気持ち悪くて咳き込みそうなのをしばらく我慢してようやく内視鏡が胃まで到達する。
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この時点で涙や鼻水で顔はぐちゃぐちゃになると思うので、イケメンの先生を狙っている人は注意が必要だ（笑）
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ここでのコツは、とにかくゆっくりと口で息をすることだ。もう顔はぐちゃぐちゃなので唾液も垂れ流してもかまわない。
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少し落ち着いたところでモニタを見ると気分はもう火星に降り立った探査機ローバー、キュリオシティだ。ほんとに鮮明に胃の中が分かる。
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内視鏡から空気を注入して胃にヒダができないように膨らませながら検査していくのでかなり腹が苦しいときもあるがひたすら我慢するしかない。
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ゲップもできないので、腹が膨らんだときは本当に苦しい。
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結果、少し赤くなった炎症が二か所、小さなポリープみたいなのが一つあった。この三か所を内視鏡の先から出る小さなハサミでつまみ取って素早く口から取り出す。まさに「はやぶさ2」並みの所業だ（笑）
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この取り出した細胞を病理検査に回すのだ。ピロリ菌の有無もこれで分かる（自分は前回調べてもらって無かった）
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先生「たいしたことないよ、少し胃下垂気味かもね。食べた後すぐに横にならないでくださいね」
自分「は、はい」
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実はバイトから帰ってきて腹が減って何か食べてそのまま寝ることが結構あったのだ。あ～おれのバカバカ！もう絶対に辞めよう。やはり体は正直だしこれはバイトの弊害でもある。
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内視鏡検査はかなり進歩しているとはいえやはり体に負荷はある。マンモグラフィーだと放射線の影響もあるしね。
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近い将来は血液や尿、虫（せん虫）や犬の嗅覚で、簡単に時間や負荷が少ないガン検診ができるようになるそうだ。
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胃の内視鏡検査は半日ほどかかるし苦しいこともあるが、バリウム検査との精度が比にならないので、なるべくならこちらを選んだほうがいい。あと先生のスキル差で苦痛度が変わってくると思う。
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ちなみに費用は市の助成があるので3,000円だった。あと病理検査が4,200円で合計7,200円だ（こちらは不要な人は必要ない）
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病理検査の結果は一か月後くらいに分かるらしい。
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＊寝る前に食べないようにして薬を飲んでいたら治りました。ほんと気をつけよう。
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