戦争と女の顔

映画

「戦争と女の顔」を見終わった(2019年/ロシア)
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1945年、終戦直後のレニングラード。第二次世界大戦により、街は荒廃し建物は取り壊され、市民は心身共にボロボロになっていた。多くの傷病軍人が収容された病院で働く看護師のイーヤは、PTSDを抱えながら働き、パーシュカという子供を育てていたが(U-NEXTより)
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映画『戦争と女の顔』公式サイト
“わたしたち”の戦争は終わっていない-。1945年、戦後のレニングラード。PTSDをかかえた元女性兵たちの生と死の闘い。7月15日(金)より 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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感想は・・・見るしかない。
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想像以上に面白かった。
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舞台は1945年、悲惨な独ソ戦が終わり第二次世界大戦が終結したレニングラードだ。
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ちょうど「同志少女よ、敵を撃て」と重なる部分があるね。視聴後に公式サイトをみると、この小説にも影響を受けたらしい。
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ちなみに、レニングラードは街中が凍死者と餓死者で溢れかえった都市だ。
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AK-47 最強の銃 誕生の秘密
「AK-47 最強の銃 誕生の秘密」を見終わった(U-NEXTで550円) . . 1941年、独ソ戦で重傷を負った兵士カラシニコフは、前線から引き戻されてしまう。入院中カラシニコフは自身の経験や同じく前線で活躍していた兵士たちの声を聞くにつれ、国を守り戦争に勝利するためには優れた自動火器が必要だと考えるようになる(U-NEXTより) *公式サイトが見つけられなかったので ...

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主人公のイーヤが時折「わたしは、からっぽよ」と嘆くシーンがある。
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戦場から帰還してPTSDを患っている最中に、病院で戦傷者を安楽死させるのはどんな気分だろう。
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おそらくマーシャはミサンドリー、いやミサンドリーにならざるを得なかったんだろう。極限化で生きのびることを優先した結果とは言えやりきれない。
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サイコ
「サイコ」を見終わった(1960年/アメリカ) . . 最愛のトムと一緒になるために会社の金を横領してしまったマリオン。彼の下へ車を走らせる途中、彼女は廃れたモーテルに宿泊することに。管理人に空腹を伝えると、親切な彼は自宅の夕食に招待してくれる。しかし、その家には年老いた「母」がいて(U-NEXTより) . . 感想は・・・めちゃくちゃ面白かった! . 言わずと...

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そんな悲惨な中でもイーヤとマーシャの絆の強さ、紐帯も感じた。
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おそらく、戦場で命がけで戦った戦友同志にしか分かり合えないものがあるんだろうな。
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少し分からなかったのは、マーシャがニコライ院長へイーヤと関係を持つようにゆすった件で、その弱みはなんだったんだろう?
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安楽死のことなのかな?うーむ・・
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「こころ」はどうやって壊れるのか 最新「光遺伝学」と人間の脳の物語
「こころ」はどうやって壊れるのか 最新「光遺伝学」と人間の脳の物語を読み終えた。 . . 著者はスタンフォード大学の生物工学、精神医学、行動科学の教授で医師でもあるそうだ。この人の本は初めてだった。 . 「光遺伝学」という言葉にそそられて購入(笑) . . ■ . . 光遺伝学では、細菌や単細胞藻類のような異なる微生物から遺伝子を借りて、それをマウスや魚のよう...

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キャストも素晴らしかった。精神疾患を患っているイーヤ、壮絶な境遇を生き抜いてきたマーシャ。俳優さんはそんな「狂った役柄」を上手に演じきっていた、すごい!
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あのサーシャ役の男性は、いしだ壱成さんに似てるなーと。プーチンにも少し似てるかも・・
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最後にこの本「同志少女よ、敵を撃て」から
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同志少女よ、敵を撃て
「同志少女よ、敵を撃て」を読み終えた。 . . 本屋で ジャケ買い 面白そうだったので購入。アガサ・クリスティー賞受賞作だそうだ。 . . ■ . . 共産主義は未来へのとほうもない脅威なのだ。われわれは軍人の戦友意識を捨てねばならない。共産主義者はこれまでも戦友ではなかったし、これからも戦友ではない。みな殺しの闘争こそが問題となる。われわれは敵を生かしておくことにな...

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イワノフスカヤ村にいたとき、自分は人を殺せないと疑いもなく思っていた。それが今や殺した数を誇っている。そうであれとイリーナが、軍が、国が言う。けれどもそのように行動すればするほど自分はかつての自分から遠ざかる。
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殺される心配もせず、殺す計画も立てず、命令一下無心に殺戮に明け暮れることもない。困難な「日常」という生き方へ戻る過程で多くの者が心に失調をきたした。
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残酷な映画だ。それでも見るしかない。

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