ロストケア

映画

「ロストケア」を見終わった(2022年/日本)
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早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上にセンターで働く斯波宗典が浮かぶが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美は、斯波が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止め(U-NEXTより)
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映画『ロストケア』公式サイト
松山ケンイチ×長澤まさみが贈る、魂を揺さぶる衝撃の社会派エンターテインメント。

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葉真中顕さんの小説の映画化らしい。全く知識ゼロでみた。
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十分にケアできるくらい裕福な人とそうでない人の格差、ケアする側とされる側の対比、そして至れり尽くせりケアしてもらうことが必ずしも幸福だとは限らないやるせなさ。
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そんな介護の理想と現実、そして高齢化社会の闇がしっかりと描かれていたと思うよ。ドキュメンタリーのような見応えもあった。
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つまるところ「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるのだ」と。
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パーフェクト・ケア
「パーフェクト・ケア」を見終わった(U-NEXTで399円) . . 「完璧なケア」で裁判所からの信頼も厚い法定後見人のマーラ。だが、実際は高齢者の金を搾り取る悪徳後見人だった。次の獲物に資産家のジェニファーを定めるが、不穏な出来事が次々発生。身寄りのないはずのジェニファーの背後からロシアンマフィアが現れ(U-NEXTより) . . 感想は・・・胸糞が悪い、でも見るしか...

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一方で話の筋は読めたかな。おそらく映像化の際に難しい部分があるのかもしれない。
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松山ケンイチさんがよかったなー。何をしでかすか分からない不気味さと暗い雰囲気が大好きだ(役としての)榎本明さんの熱演もすてきでした。
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PLAN 75
「PLAN 75」を見終わった(2022年/日本、フランス) . . 少子高齢化が進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度「プラン75」が国会で可決・施行された。夫と死別して独りで暮らす78歳の角谷ミチは、ある日突然、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を解雇され「プラン75」の申請を検討し始める(U-NEXTより) . . U-NEXTで配信されるのを...

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作中ではキリストの黄金律がひとつのキーワードになっている。
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最期にこの本「君が手にするはずだった黄金について」から
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君が手にするはずだった黄金について
「君が手にするはずだった黄金について」を読み終わった。 . . 著者の小川哲さんは直木賞作家だそうだ(知らなかった)本屋をぶらついているときに偶然見つけて購入。この人の本は初めてだった。 . . ■ . . 読書とは本質的に、とても孤独な作業だ。映画や演劇みたいに、誰かと同時に楽しむことができない。最初から最後まで、たった一人で経験する。それに加えて、本は読者にかなり...

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「厳しく指導されて成長したい」と思っている人は、良かれと思って他人に厳しく指導をしてしまう。「性的指向を聞かれても嫌ではない」と思っている人は、他人に対して不用意に性的指向を聞いてしまうことがある。どちらも道徳の原理に従った結果で、相手に嫌な思いをさせるつもりがないだけ都合が悪い。こういうことはよく起こる。道徳規則として間違っているわけではないので、傷ついたり嫌な思いをした人が不平を言っても、当人にはなかなか伝わらなかったりもする。思うに、二十一世紀の黄金律と銀色律には以下のような注釈が必要だろう。(*ただし、してほしいことや、してほしくないことには個人によって差があります)
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見応えがありました。
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興味のある方はどうぞー

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