「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」を読み終えた。
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著者はグレッグ・マキューン氏で、以前に「エッセンシャル思考」を読んだことがある。タイトルからしてその続編のような感じだろうか。
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くたくたに疲れていなければ、サボッていると言われる。つぶれるまで働かなければ、ダメなやつだと言われる。ゴールは人の限界を超えたところにあるみたいだ。
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「お互いの人生を楽にするのでなければ、わたしたちは何のために生きているというのでしょう？」
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頑張ることが良いことだという価値観は、無意識のレベルで私たちの心に刷り込まれている。楽をするのが後ろめたく感じるほどに努力の価値は過大評価されている。
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習慣と儀式は大事な点において異なる。それは、行動したときに満足を感じられるかどうか、という点だ。言い換えれば習慣は「何を」やるかを問題にし、儀式は「どのように」やるかを問題にするのだ。
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自分を傷つけた人に対するネガティブな感情を手放してみよう。相手を自由にするためではない。自分自身を解放するためだ。
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1日の睡眠時間が7時間未満の人は、心臓病や喘息、関節炎、鬱、糖尿病になりやすく、さらに肥満のリスクが約8倍になる。怖いのは、睡眠不足の影響に自分では気付きにくいことだ。
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昼寝は睡眠不足を返すための秘密兵器だ。昼寝をすると脳の反応速度が上がり、論理的思考や記憶認識のパフォーマンスが上がることが分かっている。
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睡眠時間をいくら削れるかという競争に意味はない。
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[収穫逓減の法則] あるポイントを超えると、努力の量が結果に結びつかなくなること。
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最新の脳科学および心理学によると、「今」として体験される時間はおよそ2.5秒。わたしたちは常に2.5秒を生きているともいえる。大きな成果も突き詰めればこの小さな現在の繰り返しだ。140文字のツイッター、フェイスブックやインスタグラムの「いいね」。スクロールして一瞬で概要を把握できるニュースフィード。それらのちょっとした動作は、とくに時間を食うようには感じない。ほんの数秒のことじゃないかとわたしたちは思う。だが、そうした行動を積み重ねていると、何もやり遂げることができなくなる。無意味な2.5秒が積み重なるのだ。
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たとえ拙い言葉でも、だたの白紙よりは力がある。拙い言葉を書き始めなければ名作は決して生まれない。最初から完璧なものをつくろうとして気が重くなっているなら、単純にハードルを下げてみよう。
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読書は、この世で最もレバレッジの高い活動だ。1日の労働時間とだいたい同じ長さの投資と数ドルで、おそろしく賢い人々の発見や知恵にアクセスできる。
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[リンディ効果] 本の寿命はその本の年齢に比例する。本が古ければ古いほど将来にわたって生き残る可能性が高い（本を選ぶときは長く読まれている本を優先するといいということ）
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文明の進歩は、何も考えずに実行できる重要な作業の数を増やすことによって実現される。
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以上引用です
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感想は・・・人生を効率よく生き抜くヒントだ。
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サブタイトルに「努力を最小化して成果を最大化する」とあるように、頑張りすぎなくてもうまくやれるメソッドが書かれている。
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面倒くさい物事を「習慣化を超えた儀式」へと落とし込むような感じだろうか。「コスパの良い生き方」と言い換えられるかもしれない。
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印象的だったのはこの件だ。
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頭の中に余計な考えごとが詰まっていると、見るべきものを見ることが難しくなる。放っておくと思考がどんどん鈍り、ひとつのことに集中できなくなる。やがては何が大事なのか見分けられなくなってしまう。
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脳の記憶領域はかなり大きく、DVRで言えば300万時間分ほどのテレビ番組を録画できるほどの容量があるそうだ。ただ、呼び出すことのできる情報の容量ははるかに少ない。
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つまるところ、リソースは有限なので、些細なことでも気になることが溜まっていると、大事なときにまともな判断が出来なくなるということだ。
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ここは分かるなー
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あとは何といっても毎日の食事、運動と睡眠が大事なのかなと。どれだけ素晴らしいソフトが揃っていても、ハードがポンコツだとまともに動かないもんね。
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コスパが良い生き方が全てだとは思わない。
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自分も若い頃はこういう生き方が理想でかっこいいと思っていたけれど、今はもう昔ほど固執して憧れることは少なくなった。
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あえてディスった言い方をするなら「効率厨」だ（笑）
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でもね、それが自分にとっての「良い人生」に少しでも近づくなら取り入れていけばいいんじゃなかな。無理しない程度にね。
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引用されている「ジョブ理論」も面白い本です。前作と同様文字数は少ないので、サラッと読めると思います。
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興味のある方はどうぞー
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